リード選びに悩んでいる方は、バンドーレンのリードに注目してください。プロの演奏者でも、初心者でも満足できる一品です。

全体的にレベルが高く、安定した演奏感を楽しんでください。一流リードブランドのバンドーレンが、どのような点で多くの演奏者に評価されているのでしょうか。

コシがしっかりしている

バンドーレンのリードは高音域での評価が高いです。コシが強く、高音域でしっかりと演奏できるリードです。アルトソプラノのような高音域のサックスで威力を発揮します。

高音域は音が外れると目立ってしまいますが、バンドーレンのようにコシの強いリードは、安定して音がしっかりと出せます。

高音域で評価される理由がここにあります。低音域の場合ある程度音が外れても、許される部分がありますが、高音域の場合は、繊細な音が要求される、音の乱れが目立ちやすいです。バンドーレンのようにコシが強く、正確に音の出せるリードは重宝されるのです。

高音域だけでなく、低音域での愛用者も多く、テナーやバリトンでもバンドーレンは選択肢に入ります。リード作りの技術がしっかりしているため、安心した演奏が可能となります。プロの方でも信頼できるリードのブランドになっています。

モデルによって音の質感が違う

バンドーレンは複数のモデルが存在します。モデルによって音が大きく異なった評価があります。スタンダードなトラディショナル(青箱)は、耐久性が強く、持続性がある印象があります。安心してステージで吹ける印象です。

レッドカットは明るい音質で、コシが強い印象です。粘りが強く、少し硬い印象が特徴です。タイトなアンブシュアが要求されます。

V12はソプラノのような高音域のサックスで評価は高いです。音の響きが増えて、艶が出るようなイメージがあります。コシが強いせいでしょう。

zz(ズィーズィー)は全体的にまとまってはいますが、アメリカのような印象があります。

クラシックでも評価が高い

クラシックでもバンドーレンは評価が高いです。トラディショナルを使っている方が多いです。音の響きやや、わらかさがクラシックでは重視されます。トラディショナルは丸い響きやわらかな音が特徴です。

クラシックではリード選びに悩む人は少ないと言われています。ジャズのように広い面積を鳴らすことはないので、モデルによってそれほど違いがないのです。クラシックの吹き方は先端を加える感じでリードの振動する面積は狭いです。逆にジャズの場合、リードを振動させる面積が広くなるので、人によって解釈が変わってきます。

個性が全面的に出るのですが、クラシックの場合はそれ程の個性は出ません。そのため全体的にまとまったトラディショナルで十分と考える人が多いのでしょう。というわけで、安定感を求める人が、バンドーレンのトラディショナルを選ぶのもうなずけます。

作りがしっかりしている

バンドーレンのリードではケーンの繊維が詰まっていてしっかりできている感じです。他のリードではスカスカな感じもしますが、バンドーレンはしっかりと詰まっているイメージです。

スカスカな感じがしたとしても、それで音が出たりするのですから、見た目だけで一概に決め付けることはできませんが。それでも、しっかりした印象は安心感を与えます。

コシが強く安定した演奏感

プロのサックス演奏者でも、安心して演奏できるのがバンドーレンのリード。クラシックでもジャズでも愛用者が多いのが特徴です。

クラシックの人は青箱で十分です。全体的にコシが強く、安定した演奏感が魅力です。リード選びに悩んでいる方がバンドーレンを選んでみてはいかがでしょうか。 多くの演奏者に対して「これで十分」といった感じです。

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