アルトサックスを購入しようと思っているけどメーカーで悩んでいる。そこで、各メーカーの特徴を把握することが大切。今回はアルトサックスの各メーカーの大まかな特徴を確認します。購入する際の参考にしてください。各メーカーの特徴や人気のシリーズを押さえておくと、楽器店で探すときにもわかりやすいでしょう。

ヤマハ

ヤマハは日本の代表的なアルトサックスメーカーです。国産メーカーだけあって信頼感は抜群。特に初心者メーカーが充実しているところが大きな特徴。悩んだ際にはヤマハのアルトサックスでほとんど問題はないといっていいでしょう。

まずはエントリーモデルを購入してみること。そして上達をすれば、中級者・上級者モデルに移行するか他のメーカーのものを購入するといった形が、最も自然な流れといえるでしょう。YAS-275は、エントリーモデルとしておなじみです。初心者の方にはおすすめできる一品です。

セルマー

セルマーは輸入サックスでおなじみ。輸入サックスメーカーです。アルトサックス上級者には人気があるブランドです。かなりマニアックな部類に入るといいでしょう。しかしその価値の高さ、ブランドの伝統は信頼感がある一方で、セルマーのサックスは、敷居が高いといえるでしょう。

そのため国産のメーカーや海外の低価格帯のサックスに押されている状況です。それでも、伝統があり、初心者というよりも上級者に人気のあるブランドということは覚えておきましょう。他のサックスメーカーが、セルマーのサックスを目指してきたのは疑いのない事実です。

ヤナギサワ

ヤナギサワはヤマハと同じく国産のブランド。日本国内にとどまらず海外でも有名です。日本国外国外を問わず海外のメーカーも参考にしているブランド。国産メーカーなだけあって細かいところも行き届いています。

ブロンズプラスといわれる902シリーズは、最も人気のラインナップ。アルトサックスを始める方でも、吹奏楽で使うという方にも初心者から上級まで対応できるのはヤナギサワです。

イオ

最近注目されているのはイオ。日本で設計したものを台湾で作成しているメーカーです。台湾製といっても老舗と言われていて、その安定感は抜群です。人間工学に基づいているので、キー操作がしやすく、全体的に使いやすいブランドといえるでしょう。

価格帯もお手ごろ。初心者の方にもおすすめできるものがそろっています。上級者を納得させるモデルもそろえられているので注目です。多くのサックスプレイヤーから信頼されているブランドといえるでしょう。

初心者は無理しないで

アルトサックスの購入の方法は、初心者ならやはり店頭で見ること。定員のアドバイスも参考にするといいでしょう。その人によって予算も異なりますが、初心者ならば初心者用モデルを無理しないで購入すること。

初心者用モデルは初心者には使いやすい設計になっているので上達も早く、価格もお手ごろです。そしてランクアップしていくイメージで練習しましょう。一度、ハイクラスのアルトサックスをから始めてしまうと、グレードを下げだ時に物足りなさを感じてしまうからです。まずは焦らず初心者用モデルから開始すること。

練習してアルトサックスが自分の趣味として定着してきたことを確認してから、新しいものを購入する。こうすれば新しいアルトサックスを購入してもすぐになじめます。

アルトサックスの代表的なメーカーを確認してみました。伝統的なセルマーのサックスは、多くのサックスメーカーのお手本といえる位置付けでしょう。そして日本国内のブランドならヤマハとヤナギサワ。ブランドで悩んだらこの二つから選ぶといいでしょう。台湾の老舗サックスブランドのイオも注目です。

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