サックスの音が生み出されるのはリードです。初心者が考えているほど軽い役割ではありません。サックスプレーヤーはリード選びにも慎重を期しています。

そんなわけで、さまざまなブランドのものを試してみたいところです。ここでは有名ブランドではない、少し高級感の香りのするハンドメイドブランドを見ていきます。

有名ブランドだけじゃないリード

サックスのリードのブランドは有名どころだけではありません。ハンドメイドのブランドもあります。少し高級感があります。

RICOやバンドーレンのようなメジャーなブランドもありますが、それ以外にもブランドが存在します。それぞれのブランドが、良質な音を追求し、厳しいポリシーでリードの製作に当たっています。

有名ブランド以外で変わったリードを試してみたいという方は、下に紹介するハンドメイドブランドにも注目してみるといいでしょう。

アレキサンダー

1993年に設立されたブランドで結構新しいです。社長のトム・アレキサンダーはサックス奏者の気持ちがよくわかります。この社長は有名サックスプレーヤーとの親交も深いです。このブランドの魅力はラインアップが豊富なことです。

superial

明るい音質が魅力です。

SuperialDC

ジャズサウンドが特徴です。マイケル・ブレッカーの依頼を受けて制作されたといわれています。
Classiqueはクラシック向けのコシの強い音色が特徴です。

そのリードはフランスから入荷されたものです。職人がチェックを行い、細かい部分を削るなどして調整していきます。一枚一枚手間がかけられています。いい音を追求するミュージシャンの期待にこたえています。そのため、時間が一枚一枚かけられているのです。

ウッドストーン

国内の楽器メーカーがプロデュースしているブランド。計測データを膨大に持ちリードのデザインが美しいのが特徴です。

そのリードの開発にはポリシーがあります。まずフランスまで行ってケーンを買い付けてくることです。そして、フランスで出荷する前に2度のコンピューターチェックがあります。そのあとには人の手で選別されます。

そのあとに特別な機械で計測され一枚一枚チェックをしていきます。パッケージをする際にも選別が行われています。フランスまで行って買い付けてくる良質のケーン、コンピューターと人間の厳しいチェックがその特徴です。日本国内のみならず海外にもファンが多いブランドです。

メディア

スペイン産のケーンを使っているリード1955年に立ち上げられたブランド。リードを選別するまでの過程が多く、厳しいチェックが繰り返し行われています。

そのポリシーは厳しいもので、ベストなリードを作るためには厳しい選別を行わなければならないというポリシーが貫かれています。

まずケーンの色で選別し、カットをする際にも選別が行われます。最終的に出来上がったリードも選別します。合格できなかったリードはすべて処分されることになります。

最終的に製品として残るの50%以下という厳しさです。ここまで厳しい選別を繰り返しているのですから、音が悪いわけがありません。豊かな音が特徴のブランドです。

興味があれば試してみて

有名ブランドでなくてもこれだけのリードがあります。どのブランドも一枚一枚丁寧に検品がされて、国内外にファンが多いです。

有名ブランドのリードを使ってるけど変わったものを使ってみたい
せっかくのリードだからこだわってみたい

上述のハンドメイドブランドのリードを使ってみてはいかがでしょうか。お気に入りのブランドを見つけてください。リードの選別に時間かけすぎて肝心のサックス練習をおろそかにしないでくださいね。

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