せっかく買ったサックス。練習しようと思ったら場所に困ってしまった。練習場所もないのでは、せっかく高いお金を指して買ったのにもったいないですよね。サックスを練習している人に近隣住民のどのような感情を持っているのでしょうか。

ご近所トラブルになるので言いにくい

楽器の練習をしている人に苦情をつけたらトラブルになってしまった。何を話しても無視される。悪口を言いふらされる……など。何が理由でご近所トラブルになるかは全くわかりません。たいていの場合、ささいなことなのですが。

最近では怒りっぽい人も増えています。ご近所同士で大変な事件になってしまったり、裁判ざたになってしまうケースもなくはありません。できる限りご近所同士の環境をよくすることはまず重要なのですが、そうもいかない場合もよくあります。

近所に住んでいる人は、何の関係もないという人もいますが、近くに住んでいるのも何かの縁です。サックスの練習をするかどうか以前に、まともな信頼関係を築くことは必要不可欠といえるでしょう。あの人だったらまぁいいか、と思えるような関係だったらいいのですが。

長いこと住んでいる人だと苦情も言いにくい状況になります。できるだけ人間関係をよくしようとしてはいるけど、文句も言えなくなってしまうのです。大して深くない関係なら文句を言えるのですが、なかなか言えない場合もあります。

集合住宅が増えた

地方でもアパートが増えました。人間関係の希薄になり、近所迷惑になる確率が高まっています。しかも、アパートの住人は都合が悪ければ引っ越してしまおうと思っているので人間関係が希薄です。どんな人が住んでいるのかもよくわかりません。そんなわけで。軽い気持ちでサックスの練習をしても、迷惑になってしまうんじゃないのかな……という気持ちが先に立って、満足に練習することもできません。

音の大きさが問題ではない

サックスの音は人の迷惑になる基準というものは実は存在しません。音は大きければそれは迷惑かもしれませんが、それだけではないのです。強制的に聞きたくもない音を聞かされるから迷惑になるのです。

例えば、自分の家の子供が音楽の練習をしていれば親は文句を言わないでしょう。その一方で、近所に住んでいる人は迷惑に感じてしまいます。音の大きさが問題になっているわけではありません。聞きたくもない音を聞かされているから腹が立つのです。

どれくらいの音が出ているか

主観と客観の問題があります。自分の思い込みと他人の感じ方は違うということです。自分が出している音は大したことはないと思ってしまいがちですが、他人にとっては迷惑になりえます。どれくらいの音が出ているかを家族や友人に聴いてもらうといいでしょう。他人の立場にたって考えるわけです。こんなに音を出していたんだ……と気が付くことになります。

周囲の人はそれほどいない状況で窓やカーテンを開けた状態、締め切った状態などいろいろなパターンなど、どれくらいの音を出しているかを客観的に知ることは大切です。昼間と夜間の音の違いも重要です。夜間のほうが音が響き渡りやすいです。しかも、お年寄りは寝る時間が早いので夜8~9時くらいで夜遅く、というイメージになってしまいます。若い人にとっては大した時間ではないと感じるでしょう。それくらい人によって感覚が違うのです。

練習場所まで確保してから

精米日本で音楽の練習を思いっきりするのも大変な話です。誰もいない場所にいる人も珍しいでしょう。思いっきりサックスのできる練習場所があればいいのですが、無理に練習すると人に迷惑がかかってしまいます。サックス自体を高価な楽器で、思い切らないと購入できない人もいるかもしれませんが、練習場所を事前に確保する準備も必要ということです。

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