せっかく購入したサックス。練習しようと思っても場所がなければ意味がありませんよね。特にサックスの練習は絶対に音が出るものですから練習場所には気をつけなければいけません。

購入する場合にはサックスの騒音とどうにか折り合いをつけなければいけないのですが、前もって考えておかなければ、後で大変な迷惑になってしまうのは間違いありません。どのような対策をすればいいのでしょうか。

間違いなく近所迷惑

サックスは間違いなく近所迷惑になります。音が出るものですから近隣住民に騒音の被害が出てしまうことも。地方のような土地のある場所だと一軒一軒の間隔が広いのでそれほど楽器の練習で問題を起こすことはありません。

しかし、都会ともなるとそんなことは言っていられません。アパートやマンションで練習するのはまず無理。一戸建ても隣の家と間隔が狭いので、必ず迷惑がかかってしまいます。

アパートやマンションでは、自分の出したものとすら隣に伝わってしまうのですから。楽器の練習などはまず無理でしょう。こんなときにはどんな場所で練習をすればいいのでしょうか。

最も手っ取り早いのはカラオケボックス。カラオケボックスなら防音設備もしっかりしているので練習することは可能です。お気に入りのカラオケボックスを見つけてからサックスを購入しましょう。これなら思いっきり演奏しても問題はありません。

カラオケボックスってカラオケをするだけが能ではなく、サックス練習でも使えてしまうわけです。その際にはカラオケボックスが楽器練習がOKかどうかの確認を取るべきです。カラオケボックスによって規約も決まっているので、それにしたがってくださいね。

集合住宅ではムリ

アパートやマンションなどの集合住宅ではまず無理です。サックスに限らず、他の楽器の練習も諦めたほうがいいでしょう。隣近所との関係も悪くなってしまうので、無理やり練習するのはよくありません。

意外と人間というのは適当なもので、自分が物事を出していることは気がつかないのだけれど、他人がうるさくするのは気にさわるものです。

ひどいケースになると近隣住民同士でトラブルになってしまうこともあります。中には傷害事件や殺人事件に発展してしまうケースもあるので、集合住宅での音楽の練習は気をつけるべきです。

しかしここまでの事件に発展してしまうということは、音楽の練習をしたからということではないでしょう。明らかに人間関係が非常に悪いとか、精神的に追い詰まっている証拠だと判断できます。

音楽教室

最も練習に適している場所は音楽教室。初めから防音室が準備されているので練習するにはぴったりです。ここなら思い切って練習もできるし、先生もいます。先生に教わる必要はないけれど場所はだけ借りたいっていう人もOKです。

ヤマハの音楽教室の場合には防音室だけ貸してくれることもあります。その場合には予約を入れて指定された期日にその場所に行けばいいだけですから簡単。都会のような人間が密集している場所には、ぴったりなのが音楽教室です。

防音室は高い

そして防音室を自分で作ってしまうことも方法の一つとしては考えられます。しかしお金がかかってしまうのはデメリット。本格的に練習をしたいという方や、これから一戸建てを作るという人なら防音室まで視野に入れてしまうといいでしょう。これなら家に居ながらにして自由に練習ができますが、それだけのお金はかかることは覚悟です。

近隣トラブルもあるので

音楽の練習には適切な場所が必要。特に近隣トラブルになってしまったら大変なことです。地方ならまだしも都会だと誰が近所に住んでいるかもわかりませんから、信頼関係を作っておいたり、無茶苦茶な行動は慎むのがマナーです。

自分を守ることにもつながります。たかがサックスの練習でとんでもない事件になってしまったらそれこそ意味がありませんよね。そうならないためにも、サックスの購入前には練習場所をしっかりと覚悟する必要があるのです。

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