激しく指を使っている人は腱鞘炎になってしまう可能性が高まります。サックスも余りにも練習をしすぎると、腱鞘炎を起こす人がいます。腱鞘炎を起こしたらどうすればいいのか。腱鞘炎になってしまうようなサックスの吹き方などを確認しておきましょう。

指を使っていれば絶対におこる

指を激しく使う作業を行っていれば、腱鞘炎に苦しむ人は出てきます。指の筋肉が炎症を起こしてしまうのです。指だけでなく体も酷使していれば、無理が来て動かなくなるのも当然といえるでしょう。キーボードで激しくタイピングを行っている人も腱鞘炎になりやすいです。

腱鞘炎になってしまったら

腱鞘炎になってしまったら休むしか方法はありません。無理やり練習をしようとしても、指が動かないでしょう。休むしか方法はありません。残念ですが、練習を中断するしか回復する方法はありません。指の調子が良くなるまでおとなしくしていましょう。休ませることが大切です。

腱鞘炎にならない方法とは

しかし腱鞘炎になってしまって、回復はしてくれたけど、また練習を再開すればまた腱鞘炎になるでしょう。これでは、いつまでたってもサックスの練習はできなくなってしまいます。どうすればいいのでしょうか。

指が腱鞘炎になるということは指の使い方が間違っているということ。何でも体を痛めるような体の使い方は間違っていると思ってください。サックスの場合は、親指でオクターブキーを押すために親指が腱鞘炎になりやすいです。

腱鞘炎になりやすい人の指の使い方は、明らかに力が入っているということ。人間というのは力が入っていると、力が出せません。何事もリラックスしたほうが体は疲れないのです。

というわけでリラックスしながらキーを扱う練習をしましょう。キーを押す際には、力を抜くことを意識してください。力を入れることの方が簡単です。力を抜くことのほうがはるかに難しいことがわかるでしょう。

ストラップをうまく使う。アルトサックスの重さは2kg~3kgあると言われています。そのため、サックスを支えるために手に力が入ってしまっているのです。うまくストラップを調節しなければ、腕や手が力んだ状態でアルトサックスを支えることになります。

その結果、指にも力が入ってしまって腱鞘炎になりやすくなる。このようなメカニズムがあります。というわけで。ストラップをうまく調節して、力まないようにサックスを持つことが要求されます。

これがうまくできなければ、いくら練習してもすぐに腱鞘炎になってしまって、サックスは諦めざるを得なくなってしまいます。サックスの重さを支えるために指が腱鞘炎になっていたっていうのも気が付きにくいところでしょう。

ストラップの長さを調節する

ストラップの長さが合っていなければ、体のどこかに力が入ってしまいます。おなかや背中など関係のない場所に、力みが発生します。その結果自然な姿勢を維持できなくなり、指に力も入ってしまうというわけです。

ストラップを調整して、上半身がリラックスできるような姿勢をとりましょう。とにかく上半身は脱力の形で、体のどこも力まないような姿勢を心がけてください。これができなければいつまでたっても腱鞘炎が発生し続けます。

力まないでリラックス

指が腱鞘炎になってしまうのは力みが原因。アルトサックスを支える先にストラップの長さを調節して、上半身がリラックスして、力みのない姿勢を心がけましょう。指が痛くなったからといって指や手に原因があるとは限りません。最も大切なことは姿勢です。力を抜くことは大変難しいかもしれません。これができなければいつまでたっても腱鞘炎に悩まされるようになってしまいます。コツがつかめるまで頑張ってみましょう。

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