サックスなんてやればできるさ、独学で何とかなる!

と甘くみていませんか?

サックスのレッスンに申し込んだら高いし、何となく恥ずかしい。
お金をかけたくないし、できることなら人目につかないように練習したい。
努力していないようにみせて、いつの間にかうまくなっていたと思わせたい。

書店に行けばサックス教則本がすらりと並んでいます。しかし、独学で身につけられるのなら、サックスのレッスン練習など必要ありませんよね。教則本が山ほどあるということは、諦める人も多いということ。

英会話の教材をごまんとありますが、その中の1冊でも、ボロボロになるまでこなした人がどれだけいるのでしょうか。

諦めては新しい本を買い、飽きたらまた新しいものを買う。この繰り返しで無数の教則本が出て売れ続けるのです。

それもこれも、ちゃんと練習しない人が多いから売れるのです。独学でやるには、よほどの覚悟がなければできないと思った方がいいでしょう。
レッスンに通える余裕のある人はできるだけ通ったほうが、上達のスピードは速いです。

基本的な部分は、のちのちまで影響をおよぼします。最初に間違ったこと覚えてしまうと、そのくせが後になってから抜けにくいのです。というわけで、初心者のうちほどプロに教わるべきです。

教材を使う場合に気をつけること

それでもサックスの教則本があると、わからないことがあった時に調べられるので便利です。

初心者の方は、DVDが付属しているものを購入してください。ケチってDVDが付属しないものや、中古でDVDが欠品になっているものなどは選ばないほうが身のためです。

DVDで解説してくれるとわかりやすいです。文字だけで説明されてもうまく伝わらないこともあります。

文字のみで説明されているだけでは理解しにくい部分もあります。動画で説明されれば、容易にわかることも、複雑怪奇な説明になってしまうこともあります。

基本的な構え方や正しい音の出し方、サックスの正しい音など、口では伝えきれないことも、DVDなら見るだけで簡単に解決できます。

文字で正しい音と言われてもピンときませんがDVDの付属している教則本なら、迷うことなく正しい知識が手に入ります。

無理をしないで書籍代を必要以上にケチらず、DVDがついている教則本を選びましょう。

初心者と基本的な教則本を大切にする

初心者レベルはもう卒業した、と慢心し、初心者レベルの技術も知識も身につかないまま、高いレベルの教則本に手を出してしまう人もいます。

初心者レベルの人ほど高いレベルの教則本に慌てて進まないようにしましょう。というのも、基本的な技術が雑になってしまうことにより、レベルの高い技術をやっても身につかないことがよくあるからです。

基本的な技術がしっかりしていないと、正解なのか間違いなのか判断できません。不満を抱えながらの練習を余儀なくされ、上達が遅れるのです。

上達を早めるには

サックスの上達が遅れないようにするためには、多少の金銭的負担はあっても、レッスンを受けることに尽きます。教えてくれる人がいると、休まずに練習しなければならない、という覚悟もできます。

教則本はDVDがついているものを選び、上級者用に無理をして手を出さないで、基礎をしっかり固めることです。動画でなければ理解できない部分もあるので、必ずDVDがついている教則本を選択しましょう。

楽器は体で覚えるものです。文字で読んでも身につきません。見て聞いて理解し、やってみて理解しましょう。手とり足とり教わりながら、すべての感覚をフルに活用しなければ、サックス上達など望むことはまず無理と言ってもいいでしょう。

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