初心者でアルトサックスに挑戦してみたいと思っている方もいるでしょう。

初心者の方はまず、サックスに対する慣れることを心がけてください。サックス慣れを作るときに意識したいポイントをここで見ていきます。

サックスはしっかり調整すること

部活などで初めてアルトサックスに手を触れる人もいます。そのような初心者が、調整のされていないサックスを渡されて、音が出ない…とがっかりしてしまう人がいます。

調整が不十分なサックスを初心者に与え、サックス嫌いを誘発する人もいます。初心者だから悪い、というものでもなく、知識がないからと調整の大切さが分かっていないのです。

新品を買い与えればいいというものではありませんが、しっかり調整をして、きちんと音が出ると確認したものを初心者には使わせてあげましょう。

楽器が壊れているパターン

タンポに水分が含まれてしまい長期間が経過し、変形していることは、音がちゃんと出なくなるパターンの一つ。

古いタンポは取り替えましょう。演奏中にも水分を拭き取ってください。演奏中にでも水分を含むので音が悪くなってしまいます。

サックスにはアンブシュアというものがあります。サックスのマウスピースをくわえている口の周りの筋肉のこと。

長時間演奏していると、口の周りの筋肉が疲れてきて、サックスに吹き込む息の形が乱れて、音が出なくなってきます。

練習をしばらく休んでいるとアンブシュアの筋肉が弱くなり、なんだか音がちゃんとでない…ということに。継続的な練習が必要になるわけです。

初心者が目指すものとは

初心者なら基本的にはロングトーンを、すべての音域について練習します。すべての音を満遍なく出せるようにしておけば、演奏できる音楽の幅が広がるからです。

初心者の方はどのように成長するのか予想することはできませんが、できることなら自由自在に音を出せておけるようにしたほうが、成長する可能性を潰すリスクが少なくなります。

ロングトーンやスケール練習など単調になりますが、しかし毎日練習していると明らかに音が変わってきます。上達している証拠をかみしめてください。

## 好きな音楽を練習する
練習も楽しくなければ意味がありません。地味な練習ばかりやっていてはつまらなくなってしまいますよね。

好きな音楽を演奏してください。少し耳にした音楽でも気になるフレーズをコピーできるようにしましょう。さらに、感情を込めてオーバーに演奏してみましょう。

与えられた譜面しか練習していないのでは、せっかくのサックスも宝の持ち腐れになってしまいます。

部活動でサックスを演奏している方は与えられた譜面しか練習しないという人もいます。でもそれでは自分の感性を磨くことにもならず、表現力もアップしません。

結局、サックスは楽器を使い個を表現することになりますから、与えられた練習だけでは、表現する力がアップすることなく力が不足します。

テクニックを積極的に調べる

もっとうまくなりたい、と願うことがサックスの上達には絶対に必要。その気持ちが強ければ強いほど、上達のスピードは飛躍的に高まります。

うまくなりたいと思った時に、まず考えることはうまい人のテクニックを盗むことです。書籍も多数販売されているし、最近ではYouTubeの動画もあります。一流プレーヤーのテクニックをコピーしようとするその態度が、上達するスピードを早めます。

与えられた知識では、上達するスピードは大したことはありません。自分から積極的にうまくなりたいと思って練習するのと、仕方がないから与えられたものを受け身でこなしているというのでは、上達するスピードが明らかに違うわけです。

上達したいと思う気持ちも人によって違います。中にはプロになって名前を挙げてやるという人もいます。趣味的にできればそれで満足、という人友達が部活動に入ったから、自分も仕方なくつき合いで入ったから…という人もいるかもしれません。

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