「サックスに興味があるんだけど、大人になっちゃったからもうできないよね…」

年齢による言い訳はすでに時代遅れといってもいいでしょう。何かをマスターするのに、年齢など関係ありません。

大人になってからでもできる

楽器は子供の時に訓練した人だけができるもの、と教わる人もいて、挑戦するのに尻ごみをしてしまう人もいます。

大人になればなるほど、技術を習得する吸収力は落ちてくるものですが、そんなことを考えていたら大人は子供よりも劣った存在ということになってしまいます。

楽器はスポーツと同じように、体で覚えるものです。受験勉強のように記憶するものではありません。体で覚えるものなので、練習さえすれば年をとってもできます。

サックスが習得できないのを年齢のせいにする人は、若くても習得できず、挫折したのかもしれません。人生一度きりですから、やりたいと思ったものは練習してしっかりと身につけてください。

年齢のためにできない、というのは単なる言い訳にしか過ぎません。

教室をうまく利用する

大人がサックスを身につけようとするとき、音楽教室を利用することは上達への早道です。子供が楽器を習うときは、大人の先生に強制的に教わりますが、大人の練習ならそんなことはありません。

注意されることはありますが、大人ということでよほど厳しい人でなければ怒られることもありません。嫌な思いをする傾向も少なく、教える方も商売です。お客がいなくなってしまったら困ります。

子供の時に味わった嫌な思い出もあるかもしれませんが、大人には大人の教え方というものがあります。気後れしないで積極的に音楽教室を利用してみてはいかがでしょうか。

スケジュールを決めて練習する

練習はやればやるほど習慣になっていくもので、スケジュールを決めて練習することが大切です。行き当たりばったりで練習している人は、最初のうちは練習をするのですがそのうち飽きてしまって、いつの間にかサックスが押し入れ行きになってた…こんなことになりかねません。

スケジュールを決めてそのスケジュールは絶対に守ることです。例えば、木曜日の午後7時に練習をするというのなら、この時間を必ず守りましょう。スマホアプリを利用して、仕事と同じようにスケジュールを守ることが大切です。

スケジュールを守っているうちに練習が習慣となり、練習をしなければ、物足りない気分になってくるかもしれません。そうなると後は楽です。自分で自分のスケジュールをコントロールできるようにしましょう。

忙しいほうが

忙しいからサックスの練習ができないという人がいます。大人になればなるほど、心の中で都合のいい理由を作り出して怠けようとする気持ちが出がちです。

子供よりも大人のほうに言い訳でごまかす傾向がみられます。

仕事もあるし忙しいというのなら、その合間に時間を作り出して練習する方が、時間が幾らでも余っている人よりも上達が早いです。

時間がいくらでもある、いつ練習したって自由だという人ほど、後回しにして練習しようとしません。仕事が忙しい大人ほど、貴重な時間を作り、身につけるチャンスが十分にあるというわけです。

自分の心を偽り、言い訳をして、やりたいものをできないと言う。練習する環境やお金がそろっているのに、練習がつらくなってきたから諦める。大人になればなるほど、消極的な態度になってしまいがちです。

仕事が忙しいのも、サックスをマスターする弊害にはならず、むしろ積極的に身につけるチャンスともいえます。大人は子供ではありません。子供のとき失敗しても、大人になってからできるようになることもあります。

「大人」という便利な言い訳を利用して、都合よく諦めないようにしたいものですね

スポンサーリンク