「サックスを始めようと考えてはいるけど本当にマスターできるのだろうか・・・」

こんな不安が頭の中をよぎってしまうのも無理はありません。でも構わないのです。何かするときに不安が頭をよぎるのは自然なことです。

むしろ、不安が起こらない人の方がよっぽどおかしいのです。その不安をちゃんと認めることが大切です。

誰だって天才じゃない

誰だって天才というわけではありません。サックスを始めてすぐにうまくなることはないでしょう。

天才だってすぐにうまくなったわけではありません。他の人から見れば血のにじむような練習を楽しくたくさんやっていた。それだけの話です。初めからうまくいくと思っていればがっかりするのは当然。

粘り強く練習を続けていきましょう。そんなにすぐにうまくなるわけがないやと思っている人のほうが、意外と諦めないで練習を続けるものです。マスターできるかどうかは結果の話。結果のことは誰にもわかりません。

結果を引き起こす原因をしっかり考えましょう。練習をしなければうまくなることはありません。

その練習も短期間でほんの少しでできることにはならないでしょう。時間がかかると思ってください。そのほうが気が楽です。

他の人と比べない

日本人の悪いところですが、他の人と比べてしまう傾向が強いです。ついつい他人と比べてしまうのです。

自分はあの人のようにうまくできない。
昔も他人と比べてうまくできなかった。

間違っています。他人と比べること自体が間違っているということ。自分は自分です。世の中には早くできるようになる人もいます。時間がかかってしまう人もいます。

むしろ早くできるようになる人のほうが、将来性はないと言ってもいいでしょう。なかなかうまくならないという人は試行錯誤してください。その過程でたくさんのことが得られるはず。

自分がそんなに素早くできるようになるタイプじゃないんだ、と思っていたほうが自分のペースでできます。他人のことは考えないように、見ないようにしましょう。他人は他人ということです。意外と基本的なことかもしれませんが、多くの人が忘れてしまっている事実です。

マスターするというのを考えるのをやめる

サックスをマスターするという言葉自体がおかしな話。マスターとは極めるという意味で使っている人が多いでしょう。簡単に一つの物事を突き止められる人などいません。

マスターするというのは厳しい修行の後にやっとできるようになるくらいの意味。それほどまでに練習やり込む人もまずいないでしょう。

それほどできなくてもいいじゃないですか。別にサックスが演奏できなくたって困ることはありません。あまりにも高い望みを抱いてしまえば、そのハードルの高さに心が折れてしまいがち。

よほどの天才的な人でなければ、そんなに死ぬほどうまくならなくてもいいということ。マスターするなんて高尚なこととは言わず、楽しく、ストレス解消を目的として続けていければいい。それくらいの気持ちで臨んだ方がよっぽど楽しいです。

基本的なフレーズを演奏できればまずうまくいった、と思っていいでしょう。本当の意味でマスターしたいというのなら10年も脇目も振らないで練習し続ける必要があるでしょう。そんなに追い込んでやったら疲れてしまいますよね。

マスターするなんて考えなくてもいいのです。サックスの演奏でお金が稼げるようになる人などほとんどいませんよね。だからそれほど真面目に考えなくたっていいのです。たかが楽器。楽しくできればいいじゃないですか。

マスターするなんて考えないほうが楽

サックスがマスターできるのか。マスターなんて高尚なことを考えなくてもいいのです。基本的なことができるようになれば、今までできなかったことができるようになればそれで満足。それくらい簡単なものとしてとらえたほうが練習も楽しいでしょう。楽器の演奏が高尚なものと考えないほうが、毎日楽しく練習できますよ。

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