「サックスを購入しようと考えている。だけど、楽器なんてやったことないし。教えてくれる人はいないし・・・」

こんなふうに本当に自分1人でサックスがマスターできるか不安を感じている方もいるでしょう。

では、サックスが独学でマスターできるでしょうか。最終的にはほとんどの練習は1人で行わなければいけません。独学でできるかどうか心配するよりも、独学でなければ身につかない。というごとをしっかりと肝に銘じておきましょう。

教わっているだけではうまくならない

サックスを教えてくれる先生がいない。確かにこれでは始められないと感じてしまうでしょう。学校の勉強でも先生が教えてくれることを前提にして勉強するので、先生につかないといけないな、と思ってしまうかもしれません。

先生について練習することは、上達への早道かもしれません。先生が手取り足取り教えてくれるし、わからないところは質問すると的確に教えてくれる。練習するにも先生の手前、怠けるわけにはいかないなど、サックスが上達したいと思ったら先生につくと、メリットが感じられるでしょう。

それでも練習は基本的には自分で行うしかありません。練習するのは自分1人なのです。他人が代わってやってあげることはできません。サックスはどのように指を動かすか、どのように息を吐くのが大きな問題です。そしてそれは自分の感覚にかかっているので、その練習の大半は自分1人で行うしかありません。

何でもかんでも先生について学んできたという人は少し辛いかもしれません。最近ではネットもあり、教則本なども販売されています。DVDだってついているので一通り見ることによって、基本的な動きは確認できます。あとは練習するのみ。ゲームと一緒で攻略本を読み込んでから、あとはサックスをやりこむだけです。

そのやり込むというのが辛いのですが、先生がいなくてもやりこむことはできます。多くの人はこの点で練習する量が足らず。先生についていてもなかなかうまくならないのが現実です。むしろ独学でできる部分が充実すればするほどうまくなるということ。

天才的なサックスプレイヤーは自分1人で身につけてきました。先生などに頼らず自分1人でやってきたのです。そこまでうまくならなくてもいいやと思ってしまうかもしれませんが、上達の基本は独学なのです。

とにかく毎日やること

独学でサックスを身につけるにはとにかく毎日練習することです。練習や訓練だと思っていたらつらくなります。音楽においてストイックにやっていると間違いなく演奏が醜いものとなります。

もっと楽しみましょう。サックスは趣味です。上手い演奏するために一生懸命練習を頑張るという意識ではなく、練習自体が楽しい、ストレス解消になると認識を持つことによって楽しく見つけることができます。

初めのうちは面倒くさいかもしれません。練習などやったこともないし指も思った通りに動いてくれないのですから。練習は毎日しても、最初の1カ月間は苦しみ続けることになります。この最初の1カ月で、多くの人は楽器を購入したってやめてしまうのです。

最もストレスが大きい時期でここを乗り越えてしまえば、何度か練習もスムーズにできるでしょう。練習を毎日行うことで練習しないとイライラするといった状況ができれば最高。サックスを購入したらとにかく、教則本やDVDを確認してあとは練習あるのみです。そして1カ月間、休みなく毎日サックスをさわることにしましょう。

確かに独学を孤独な作業。練習をやめてしまっても誰にも怒られませんし恥もかきません。でも独学を制しなければいつまでたっても上手になりません。独学で無理だというよりも、何とかして独学でうまくやってみせる強い気持ちがなければサックスをうまく演奏することできません。音楽教室に通うお金がない、時間もない。そんな人もいないという人は逆にチャンス。自分の意思でサックスを上達させましょう。

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