サックス奏者で有名なプレイヤーを紹介していきます。ジャンルは問わず、様々な分野からピックアップしました!
1.須川展也
日本を代表するクラシックサックスプレイヤーと言って、まず間違いないでしょう。
第1回日本管打楽器コンクール・サクソフォン部門第1位を得てデビュー。当時はまだ比較的認知度の浅かったクラシック・サクソフォンの分野に脚光を浴びさせ、今もなお、多くの若者たちの目標的存在です。2001年2月にはNHK交響楽団の定期公演で、シャルル・デュトワの指揮による西村朗作曲、サクソフォン協奏曲を演奏。名曲と名演が大きな反響を呼びました。
2.キャンディ・ダルファー
オランダ出身のソウルフルでファンキーな女性ジャズサックス・プレイヤー。サックス女子は憧れている方も多いのではないでしょうか。ブルーノート東京で行われたライブの「サックス・ア・ゴーゴー」は神がかってます。ヴォーカルも少し低めの声が効いてていいですね。
マドンナやプリンスのバックバンドミュージシャンとしても注目を浴びていましたが、自身のリーダーバンドにこだわり、その姿勢を貫いてます。同じくサックス奏者である父親との共作CDもリリースしてますが、父親のほうも娘に負けじと現役で、娘とCDリリース出来るなんて凄いですね。
3.マルセル・ミュール
奏者というか、偉人ともいうべき存在…サクソフォーンの歴史に多大な功績を残した人物ですね。彼のために多くの曲が作曲され、また彼によって初演・編曲されました。これらの曲の多くが今日のクラシック・サクソフォーンのレパートリーの中心となっています。また、サクソフォーンに初めてビブラート奏法を導入した人物でもあります。
4.ジョン・コルトレーン
ジャズサックスを語る上で絶対に外せませんね。ジャズの巨匠マイルス・デイヴィスと並ぶ、20世紀最大のジャズのカリスマ。主にテナーサックスを演奏していましたが、アルトサックスやフルートも演奏していました。
短い活動期間にも関わらず多くの録音が残っていて、死後50年近く経過した現在でも未発表テープが発掘され、新譜として発表される状況が続いています。
よく「瞑想的」と表現された、激しさの中に静謐さが同居したスタイルがファンを魅了し、フリージャズの確立にも貢献しました。
以上、クラシック界から2人、ジャス界から2人紹介してみました!好みは人それぞれ、あると思いますが、それぞれに特色があり、ジャズとクラシックのどちらが素晴らしいかなんていう議論はどうでもよくなってきます。音楽が素晴らしければどのジャンルであろうと、受け入れられる、そんな力強さのような、柔軟さのようなものを感じさせる、名プレイヤーの紹介でした。
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