サックスはアルトやテナーなど何種類かありますが、やはりアルトサックスから始める方が多いですね。メーカーも国内外、様々なメーカーから販売されています。やはり憧れはセルマーでしょうか。確かに艶ありも艶消しも、あの高級感は持っているだけで上手になりそうな、そんな雰囲気を醸し出していますよね。YAMAHAも優等生タイプで捨てがたい…。管楽器は「調整」「修理」が必須な楽器ですので、どこでも修理に対応出来るYAMAHAは、それはそれで国産ならではの、安心感があります。

そうは言ってもセルマーは高嶺の花、YAMAHAはみんな持ってそう…ほんの少し個性をアピールしたい、そんなあなたにオススメなのがYANAGISAWA、そうヤナギサワです!日本人好みのまろやかな音色、ヤナギサワ独自の材料の配合割合が織りなす、サックスの真骨頂なのです。

まるで外車のような話なんですが、YAMAHAにしろヤナギサワにしろ、日本ではセルマーほど称賛されているわけではなく、アメリカで先行発売してから日本で発売、という手法を取ることがあります。セルマーは文句なしのサックスの最高峰と言えるので、黙っていても顧客がつくのですが、なぜか国産メーカーは、出せばアレコレとケチをつけられてしまいます…。

明るく華やかな音色が特徴のセルマーはやはり花形。しかしながらもとはフランスでの歴史のため、日本人の体格や日本人好みに合っているかどうかというのは、また話が違ってきますよね。まあ、フランスで作るのですから日本人のことを意識して作る必要もないのですが…。その点、ヤナギサワは、日本人の特性を踏まえ、なおかつプレイヤーの立場に立ったテクノロジーが駆使されているのです。
明治時代から受け継がれてきたその伝統は、セルマーと並んで世界でも称賛される優れたメカニズムを生み出しました。ベルギーの海軍音楽隊で採用されたり、海外での評価は高いのです。職人気質な日本人独特の製造過程へのこだわり、音の専門家だからこそつくりあげることができる、繊細でありながらパワフルな鳴りと響きー。まさに日本人好みと言えるサックスがヤナギサワの最大の魅力なんですね。
もちろん、サックスの特徴である「はっきりとした輪郭ある華やかさ」もちゃんと兼ね揃えています。それでいて、太く重量感のある鳴りとまろやかな響きを堪能することが出来ます。

初めてサックスに挑戦する方も、初心者レベルは脱したのでちょっと豪華に、でも派手すぎずに決めてみたい、なんていう方にも様々な角度からトライ出来るのが、YANAGISAWAなのです。

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