これからサックスを始めようと思っているんだけど、どのサックスを選んだいいのか全くわからない。楽器なんかやったこともないし。値段も調べてみたら少し高い。どうやって選んだらいいのか自分でもよくわからない。

確かに、今まで楽器などやったことのない人が、サックスを購入するのはハードルが高いです。というわけで、サックスの購入の仕方について調べておきましょう。

サックスの選択

まずサックスを購入しようと思ったとき、何から始めればいいのでしょうか。まずサックスの選択です。当たり前と思うかもしれませんが、やみくもに考えると選択肢が多く膨れ上がってしまい、何が何だかわからなくなってしまいます。

というわけでサックスを選ぶという事ではなく、自分の好みに応じて絞り込んでいく作業が必要になる。それがサックスの選択のキモ、というわけです。

そしてサックスといってもさまざまな種類があります。まず当然のように出てくるのがアルトサックス。そしてテナーサックスやバリトンサックスも選択肢として上がってきます。サックスっていうとアルトサックスのことを指しているくらいメジャーなものなのですが、その他のサックスでも楽しむことができます。

どのサックスを選ぶのかというのが重要です。初心者の方はアルトサックスを選ぶことになるでしょうが、人によっては変わったものをやってみたいと思ったり、バリトンサックスやテナーサックスなど変わったものを、やってみたいと思う人もいるでしょう。ここらへんからサックスの選択は始まっています。

音楽と音色

サックスを購入する時には自分が何をやりたいのかが重要です。自分のやりたい音楽出したい音色に応じてサックスを探し選ぶ必要があります。しかし初心者の場合、このようなことははっきりしていないでしょう。ただ何となくサックスを始めたくなった・・・くらいの動機しかないのが通常です。それでも、大まかなやりたい音楽のイメージくらいは作り上げておいたほうがいいに決まっています。

経験者は同じか1ランク上

サックスを一度経験したことのある人もいるかもしれません。その際に選ぶときのコツは以前使っていたものと同じランクのもの。それか一つ上のランクのものを選んでください。

というのもサックスのランクを下げてしまうと、やはり見劣りがしてしまい、使い心地も悪いです。一度ランクの高いものに慣れてしまうと、ランクを下げると使いにくくて嫌になってしまいます。というわけで、今まで使っていたものよりも一つ上のランクを選んでみるといいでしょう。

狙い目の中古

初心者の方でも中古のサックスは狙い目です。中古のサックスなんて他人が使ったものだから嫌だなと感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、サックスという楽器は値段がかなり高く、100万円くらいするものだって珍しくはありません。

中古の中にはかなり安く買えるものも多く、壊れてもおらず、じゅうぶん使えるものだって多数存在します。

しかも、最近のサックスは、売り上げを伸ばそうとするがあまり、大量生産の傾向があります。サックス自体が工業製品に成り下がっているのです。しかし昔作られたサックスは職人が精魂込めて作ったものばかり。

少しくせはあるかもしれませんが、のっぺらぼうな工業製品よりも、明らかにレベルが高く、手に入れるのも難しいでしょう。初めから中古サックスをねらってしまうのも一つの手です。中古だからといって使えないわけではありません。

メンテナンスがしっかりしていれば、じゅうぶん使い物になります。もともとサックスはコロコロ購入するものではありませんから、そう簡単に壊れません。中古だって十分使い物にはなるのです。

ただし、中古にはくせがあることもありますので注意してください。それが我慢できれば問題なく使うことができるでしょう。サックスを選んでも使用して1カ月くらいは違和感を感じるかもしれませんが、あっという間に慣れてしまうものです。

初心者のサックスの選び方を紹介してきました。初心者の方はよく調べてサックスの知識を身につけながら音楽業界の仕組みを学んでみると冷静に購入することができるかもしれません。

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