「絶対にモテたい!」

そう思って始めたサックス。かれこれ2~3年続けているけどモテる気配がない。サックスができればモテるようになると聞いて始めたのに、どうしてモテないのか理解できない。

こんなにサックスを頑張っているのに、どうしてモテないのでしょうか。その理由を考えてみます。

イケメンじゃないから

容姿ばかり気にされる世の中になりました。街を歩けば世の女性は「イケメン、イケメン」と騒いでいます。

イケメンでなければ人ではないくらいの社会情勢。イケメンでもないのにサックスをしてもなかなかモテる気配がありません。

容姿は生まれついてものですからどうしようもありません。イケメンでないせいにしてしまえば、そこで試合終了です。もっと考えてみましょう。

イケメンという概念ができてはや十数年

イケメンという概念が出てきてからもはや十数年が経過しています。イケメンという概念がなかったころには、ヒエラルキーの最上位だったのは美少年美男子でした。

あまりにもモテまくるか、顔が女みたいだから、無駄に派手だから、と言う理由で、ものすごくいじめられて疎外されるかの両極端。

その時代から突然イケメンという概念が広まり、大した顔でもないのにイケメンと認定される男子が増えました。

中の上はおろか、中の中、それ以下のレベルでも髪型を変えて小奇麗な格好をすれば、はいイケメンのでき上がり、といった具合です。

正直な話、中程度なイケメンなどそこらへんに石ころのようにゴロゴロしているのです。そんな安っぽいイケメンでは何の価値もありませんよね。

中程度のイケメンで、中途半端なサックスを長所にしたからといって急にモテるものでもありません。

イケメン=性格が悪い

顔には自信がある。そしてサックスもできる。にもかかわらず女子にモテない。当然何かの問題が隠れていますよね。

そうです。イケメン=性格が悪いという図式があるのです。そしてこの公式が案外当たっています。イケメンイケメンと若い時にもてはやされすぎて、女子に対する扱いや態度がひどくなっているのです。

どうせイケメンなんだからモテるはず、というおごりがなかなか消えないでいるのです。そんな人は、サックスをやっても一時的にモテるかもしれませんが、性格に耐えきれず女子は自然と離れていきます。

イケメンすぎる

中にはイケメン=性格が悪いという公式が当てはまらない人がいます。このような人がいたら困りますよね。男は顔じゃないと言い訳すら許されず、標準男子は土下座するしかありません。

性格のよい真のイケメンであっても女子にモテるかどうかというと疑わしい部分があります。それは余りにもイケメンすぎるがゆえ、女子がビビってしまうのです。

こんなイケメンな人が私に優しくしてくれるなんて絶対にありえない
もしかしたらホストなんじゃないの
金品をみつがされるんじゃないの
DV男なんじゃないの
イケメンでサックスってやりすぎでしょ

イケメンに対する女子のイメージはまさに『恐怖』。イケメンがゆえ、このような思い込みを持って相手にされるのですからモテる訳がありませんよね。

実はモテているにもかかわらず、あまりにもイケメンすぎて周りの女子が寄ってこないこともあります。人を寄せ付けない雰囲気があるのでしょう。

化粧と整形

あまりにもモテることを意識しすぎて、美容に一直線になってしまう男子がいます。

眉毛を細く整えたり、化粧品をたっぷりつけたり、プチ整形から本格的な整形に手を出すなど、モテばかり意識しすぎて、肝心かなめのサックスのこと忘れ、モテることばかり、容姿のお手入ればかりに走る人。

あまりにもやりすぎと不自然、かつ、キモい印象を与えてしまいます。

本末転倒男子にならないように

モテようと思ってサックスを始めたくせに、モテないのをサックスのせい、楽器のせいにしてしまう人は本末転倒です。それはサックスのせいではありません。

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