サックスを始めようと思っているけど、ネットで調べてみたら、いろいろな形のサックスがあることに気が付いた。どれを選んだらいいのか自分でもよくわからなくなってしまった・・・。
サックスと一口に言っても、アルトサックスだけではありません。しかし迷わないでください。初心者の方が趣味的に始めるにはアルトサックスを選べば十分です。その他のサックスは、使う用途も限られていて、専門的な人しか使う機会はありません。サックスの知識をつけるためにも、初心者が迷わないためにも、サックスのさまざまな種類を確認しましょう。
アルトサックス
最も一般的なサックス。サックスの楽曲のほとんどがアルトサックスを対象にして作られているといわれています。音楽教室で学ぶことができるのも、ほとんどがアルトサックス。
サックスの経験のない方は、まず、アルトサックスから始めるのが推奨されているといわれています。初めてサックスを始めるという方は、アルトサックスを選べば間違いはありません。最もスタンダードなサックスだといえるでしょう。
ソプラノ
直感型の形のものと、アルトサックスのように本体とネックが切り離すことのできるタイプの2種類があります。アルトサックスよりも高い音域を担当します。美しい音色が魅力です。
テナー
アルトサックスよりも低い音域を担当するのはテナーサックス。低い音を担当しているだけあって、色気のある音が出せます。ジャズでは特に好まれる音質です。
バリトン
バンドではベースを担当する役割があります。幅広い音を出すことができるサックスです。
バス
テナーサックスよりもさらに低い音域を担当するのがバスです。強い中低音が魅力で、吹奏楽でバスサックスが入ると、豪華なイメージになるでしょう。
ソプラニーノ
ソプラノサックスよりもさらに高い音域を担当するのがソプラニーノ。オーケストラでも使用される場合があり、ジャズでも登場する場面もあります。
どのサックスを選んだらいいの
初心者でサックスを始めたいという方はアルトサックスを選んでください。ほとんどの人がアルトサックスを使っています。アルトサックス以外のものはよほどのことがなければ購入しなくてもいいでしょう。吹奏楽で使うとか、アルトサックス以外のサックスは、かなり専門性が高く、登場する出番も少ないです。
教えてもらう機会もぐっと少なくなります。それはもちろん多くの人はアルトサックス以外のサックスを吹いたことがないのですから。
とにかくサ、ックスを始めようという方はアルトサックスを選ぶこと。教則DVDや教則本など、アルトサックスの演奏を基本的には考えています。その他のサックスが使われるところはほとんどないと言ってもいいでしょう。
アルトサックスの経験があれば、他のサックスを使う場合も明らかに経験が役に立ちます。そのためまずは、アルトサックスで訓練することが大事なのです。多くの経験者もまず始めにアルトサックスで経験を積んで、その経験を持つに他のサックスも使えるようになっているのです。
というわけで、まず始めにマスターすべきはアルトサックス。初心者でも上級者でも全く変わりはありません。
サックスの種類を見てきました。初心者が選ぶ場合にはほとんどの場合アルトサックスしか選択肢はないでしょう。ソプラニーノ・ソプラノ・テナー・バス・バリトン、これらのサックスはかなり専門性も高く、初心者が趣味的に始めるといったものではありません。多くの音楽教室や、教則DVDや教則本などを見ても、アルトサックスを教えることを前提にしています。さまざまなサックスがありますが、まずは迷わず、アルトサックスを選んでみるといいですよ。
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