せっかく購入したアルトサックス。どうせなら徹底的に練習してみましょう。諦めることが多いのも楽器という習い事の性質の一つですが、頑張って練習することによってマスターすることは可能です。ぜひとも本腰を入れて練習に取り組んでみましょう。それでは、サックスを上達させるために、どのようなコツが必要なのでしょうか。

とにかく毎日やる

アルトサックス上達させる最も早道は、練習を毎日すること。当たり前かもしれませんが、毎日の練習にかなうものはありません。購入したサックスが届いたら、開封してすぐに練習を開始しましょう。そして、その練習を毎日休みなく続けることです。

初めからうまくできることは絶対にありません。それでも毎日苦しみながら練習しているうちに、フィンガリングも自然にできるようになってきます。

練習しなければ上達することは絶対にありません。確かに初めのうちは不快感があるかもしれません。でも、それを楽しみながら練習しましょう。

できると思い込む

アルトサックスを上達させるには自分がサックスがマスターできるんだ、と思い込む必要もあります。

「アルトサックスという立派な楽器は高尚なもので、自分にはできないんじゃないの?」

このように中途半端にリスペクトしてしまうと、できなくてもいいや、挫折しても問題がないことなんだ、という気持ちになってしまいます。こんな態度では、いつまでたってもできることもなく、つらくなった時にやっぱり「私には無理なんだ」と正当化するだけにしかなりません。この卑屈な態度を改めましょう。サックスなどなめてかかりましょう。

「こんなもの練習すればすぐにできるようになるさ」これくらいに大きな態度でサックス向き合ったほうが、うまくいくのは間違いありません。できる人ほど、どんな難しいことでもなめてかかっています。サックスを高尚なものだと思わないで、練習すれば、そのうちできるようになる、誰でもできる楽器だ、と思うことが大切なのです。

諦めないこと

なかなか思う通りに演奏することができない。つらいですよね。毎日真面目に練習していればこのようなイライラは絶対に起こります。しかし上達に近道というものはありません。嫌でも気分が乗らなくても練習だけはしましょう。

逆に練習を怠ってしまったら技術というものは、あっという間に錆びついてしまいます。これが人間の体の興味深いところで、必要ないと判断した体の機能はどんどん衰えてきます。

確かに気分が乗らなかったり、やる気が起こらない日もあるでしょう。そんな日でも無理してても練習しましょう。サックスをしっかりマスターするにはある程度の執念深さというものも必要です。

目標を作る

ただ単にサックスが好きで演奏しまくっている。このようなタイプは天才です。ほっといても上達します。

しかし、このようなタイプでない人は、何かの目標を作ったほうがいいでしょう。例えば、誰かの誕生日に演奏してみる。人前で何月何日に演奏するというのを決めておくことによって、締め切り効果というものが出てきます。お尻に火がついて嫌でも練習することになるでしょう。

何かの目的のために、頑張るという方法もありです。他人に言ってしまった手前、後に引くことはできないでしょう。このようにして、わざと自分を追い込んでしまう方法もあります。

目的も持たないでだらだらとやっているよりも、明らかに上達スピードが速まります。

せっかく購入したサックスを押し入れの肥やしにしないためにも、毎日練習することが大切です。上に紹介した心構えを意識してみてください。高い買い物のサックスですから、あらゆる手段を使って、演奏を上達させましょう。

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