高いお金を払って購入したアルトサックス。始める前は、絶対にマスターしてやろうと思ったのはいいものの、あっという間にやる気がなくなってしまった。このような方々も多いです。だからこそ、楽器販売はビジネスとして成立するともいえるでしょう。
多くの人がアルトサックスを簡単にマスターしてしまったら、教える側としてもお金が儲からないでしょう。サックスを始めようと思っている方は、このようにすぐに諦めたくはないですよね。どのような人がサックスを始めても続かなくなってしまうのでしょうか。そのような人たちの特徴を理解することで、サックスが挫折しない性格になることもできるのです。
すぐに気分が萎える
「サックスを購入する前には、やる気でみなぎっていたのに、お目当てのアルトサックスが自分の手元に届いたあと、急にやる気がなくなってしまった・・・」
このような方々も意外といます。購入する前にあれこれ考えるのは楽しいかもしれません。しかし実際に練習しなければ意味がありません。
サックスが届いたらすぐに練習しましょう。サックスを購入する前にサックスの教則DVDなどを見て、どのような技術を覚えたらいいのか、全体像を把握しておきましょう。そして届いたら大切にしまっておかないで、すぐに練習をやり始めましょう。そしてその練習も必ず毎日続けてください。暇さえあればサックスをさわるようにすること。こうすれば強制的に練習する気にはなりますよね。
最初のうちは嫌な気分になる
今までが今日やったことのない人が、急にアルトサックスを始めても、大抵の場合嫌な気分になります。その理由は簡単。慣れないことをしているからです。慣れないことをすれば誰だって精神的に辛さを感じるものです。
これは当たり前でスポーツでも何でもそうです。初めのうちに嫌な気分になるのは、慣れないことをやっているから、違う状況に身を置いているから不快感になるのです。毎日サックスに触れて練習することで、このような気持ちは和らいできます。
最初のうちの不快感を乗り越えてしまえば後は楽です。初めのうちは慣れないことをして、指もついて来なくてイライラするかもしれません。それに慣れましょう。初めからイライラすることがわかっていれば、少しぐらい我慢すればいいんだ、と思うようになるでしょう。
毎日練習しないと
そしてアルトサックスを上達させるコツは毎日練習すること。1週間10時間練習するよりも1日に30分を毎日繰り返したほうが上達は早いということ。編集をしていない時期も、無意識的に上達が進んでいるというわけです。
まとめて練習しないで、こまめに練習したほうが上達は早くなります。土曜日や日曜日休みの日だけまとめて練習しようと思うのは間違い。毎日時間を作って練習したほうが上達します。
朝6時に起きるところを5時半にして30分練習の時間に充てたり、お昼休みでぼーっとしてるところで練習したり、夜寝る前に30分を練習に費やしたりしましょう。このようにこまめに練習を重ねることによって、いつの間にか慣れが出てきます。
忙しいという言い訳
忙しいから練習する時間がない。このように言い訳を始める人は危険信号です。忙しいのではなく、面倒くさくなってやりたくなくなっている証拠です。忙しくても練習する時間程度は絶対に作れます。
どれだけ1日に無駄な時間があるのでしょうか。15分くらいなら時間を空けることができるでしょう。どれだけ無駄なテレビを見ているのでしょうか。冷静に考えてみれば、いくらでも練習する時間を作り出せるのです。忙しいと思ったら無理やりにでも練習するという気持ちが大切です。
時間というものは誰にも平等に与えられます。24時間しか誰だって持っていません。むしろ忙しいさなか無理やり時間を作って練習したほうが集中力も増します。忙しい方のほうが、上達も早くなるということは覚えておきましょう。
アルトサックスは高い買い物。せっかくなら絶対マスターしたいものです。何事も練習のはじめのうちが最もきつく、不快感を抱くでしょう。毎日こまめに練習をすることでこの不快感を乗り越えましょう。そして忙しいという言い訳は禁物。むしろ忙しいほうがサックスをマスターするのに都合がいいということを知っておきましょう。
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