アルトサックスって基本的には文科系の部類に入ります。体育会系とは対照的な存在で吹奏楽なんてやってれば軟弱なイメージもついて回ってくることでしょう。しかし、意外と体育会系的な面もあるのです。

アルトサックスの練習は疲れないようにするためのトレーニング

スポーツ選手はどうして練習すると思いますか。それは体力をつけることです。試合中に疲れてしまったら試合に勝つことができませんよね。

だからこそ疲れないように普段からトレーニングをするわけです。練習をしすぎて疲れてしまって試合中に疲れてしまったら意味がありませんが・・・。普段の練習は疲れないようにすること。実はこれはサックスの練習と全く共通する部分です。

重さが2キロも3キロもあるサックス。こんなのを担いでいれば間違いなく腕が疲れてしまうでしょう。というわけで、普段から練習をしていなければ腕の筋肉もつきません。腸時間演奏できるように普段からサックスを持って練習しなければいけないのはこのためです。

ロングトーンという地味な練習

しかも重さだけではありません。ロングトーンという練習がありますよね。どうしてこんなものを練習しなければいけないのかというと、綺麗な音色を常に均一な状態で演奏しなければいけないからです。少しの時間だけ綺麗な音色を演奏できたとしても意味がありません。

やはり口や喉の筋肉も疲れてしまうのです。ロングトーンの練習をしっかりすれば長時間綺麗な音色を出し続けることができるのです。だからこそ練習しなければいけないのです。

サックスを練習する目的

スポーツ選手の場合は試合に勝つためというのが目的でした。なかには試合に出て体力をつけることを目的にしている人もいますが。サックスの練習も全く同じです。目的は綺麗だ音色を出して演奏すること。

そのために普段から地道な練習を積み重ねていかなければいけないのです。こうしてみるとサックスも体育会系の部類に入ると思ってもいいでしょう。

ロングトーンの練習ができれば長時間演奏可能

ロングトーンの練習はサックスの練習においてとても大事だといわれています。その内容は甚だしく地味です。特定の音程をひたすら出さなければいけないのですから。こんなに単調なものもありません。

この練習をしっかりとやっておけば、長時間演奏しても疲れずに安定した音色を出すことができるのです。ロングトーンの練習をしていなければすぐに疲れてしまって、まともな音も出せなくなってしまうでしょう。だから大切なのです。

このような基礎体力的な練習は毎日継続しなければ間違いなく、まともな結果は出ないでしょう。毎日の練習を積み重ねて自力が出てしまうのですから毎日やった方が得に決まっています。

せっかく高いお金を払ってし購入したサックスなのですから。練習もかけたお金以上にした方がいいでしょう。確かにロングトーンの練習なんて面白くないかもしれません。しかし綺麗な音色を出すという目的を忘れないでください。

何のために練習をしているのかがはっきりすることにより練習にも身が入るでしょう。別に腕の筋肉をつけたり、体力をつけたりすることだけが目的ではないのです。それは、綺麗な音色を出して演奏するという目的のための手段でしかありません。

確かに練習というものは面白くありません。しかし目的がわかれば俄然モチベーションが上がってきます。自分がどうしてこんな練習をしなければいけないのか。

ただ漠然とやってるからつまらなくなってしまうわけです。ロングトーンの練習一つにとっても何かの目的があるので、その目的を意識しながら基本的な練習を地道に続けることが上達の最短距離だといえるでしょう。いくらサックスを購入したからといってすぐに上達できるわけではありません。基本的な練習を諦めないで繰り返しましょう。

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