日本国内のサックスブランドには、ヤマハやヤナギサワがありました。ここで紹介するのはセルマーという海外のブランド。初心者でももちろんおすすめです。

どのような特徴があるのかを確認しておくこと。購入する時に迷いもなく失敗する可能性も十分に少なくなります。

海外のサックスブランドと名前を聞いた時に最初に上がるのがセルマー。1954年から製造されたMarkⅥ、1974年から製造のMarkⅦは、セルマーのヴィンテージの代表そのため中古でもかなりの値段がついてしまっているので、購入するのも大変でしょう。どうして価値が高いのかと言えばその工程のほとんどが手作業で行われていたから。

セルマーというのも現行のサックスはすべてを手作業で行っているわけではなく、これらのものが貴重価値が高くなるのもうなずけますよね。1981年から85年まで作られていたモデルは希少価値も高く、入手困難。今でも根強い人気を誇っています。

それくらいセルマーのヴィンテージは誰もが、のどから手が出るほどほしい逸品なわけです。ジュビリー・シリーズでもシリーズ2については現在までまで続いている息の長いモデルです。

価格は高め

いきなりセルマーのサックスを購入する人はそれほどいないでしょう。セルマーのサックスは200万以上するものも珍しくはなく、初心者なら尻ごみしてしまうレベル。

一般的なステップとしてはヤマハのアルトサックスを購入してステップアップとしてセルマーにするといった流れ。ヤマハのサックスなら、安定していてほとんど間違いがありません。

サックスについてある程度経験を積んでから、セルマーに移行するといったのは自然な流れです。ヤマハのサックスは全体的に品質も高く安定していて使いやすいですが、セルマーについては個体差が大きく、音程も乱れていることもあります。

店頭で試奏するのがおすすめです。いきなりセルマーを購入しなくてもいいというわけです。初心者を卒業してから購入すればいいというわけなので、お金に余裕がなかったり詳しくない人は無理して購入することもありません。

中古品が高いセルマー

中古品についてもセルマーのサックスは価格が高いのがデメリット。振るえから価格が下がるのではなく希少価値が高いことにより価格が高くなっています。購入する際には注意です。初心者で無理して購入することはないでしょう。金額が許せば購入できるという人なら問題はありませんが。

中古を購入する際には、付属品がついているかも確認してみてくださいね。ケースがついているとか。金がすべてそろっているもの選んでください。

まともに修理をしたり部品を取りそろえたりすると10万円近くのお金がかかってしまうこともざらにある世界です。無駄なお金を支払えためにも、よほど貴重なものでなければすべての付属品がそろっているものを購入すべきです。

ネットでの購入は注意

ネットで中古品の購入する際には注意です。実物を見ることができず思ってもみないトラブルが発生しているかもしれません。できるだけ確かめることが望ましいですが購入する際にはいきなり決めず、返品可能かどうか購入の相談にのってくれるかどうかも大切なポイントです。

セルマーが20万円台で購入できるならかなりお安い部類に入ります。その分、顕現劣化があったり、細かいところだが破損していたりするので注意です。価格が安いということはそれくらい状態が悪い、ということを意味していますので、安いからといって喜ぶわけにはいかないのです。

初心者でも手を出せるのがセルマーですが、国産のブランドほど安定しているわけではなく、やはり中級者以上というイメージが強いです。価格も高く中古品でも、かなりの値段がしますので、よく調べてから購入したいものですね。

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