サックスの練習をしてるんだけど、なぜか上達しないなぁ・・・

練習して初めのうちはどんどんうまくなっているのに、ある程度うまくなってくるとなかなか上手にならないなと感じる時期があります。それがスランプ。このようなスランプの時期をどのように過ごしたらいいのでしょうか。そのスランプ対策をここで考えてみます。

どんどんうまくなるわけじゃない

技術が上達するとき、右肩上がりにどんどんうまくなるという事ではありません。このようなプロセスを取らないのです。初めのうちは急激にうまくなりますが、それが突然止まります。

練習してもなかなかうまくいかないし、歯がゆい思いをすることもあるでしょう。このような時期に練習を続けていれば、後で突然うまくなります。この停滞の時期を何とか頑張って過ごすしかありません。

そしてこの時期に練習をやめてしまったら大変。せっかくうまくなるチャンスが来ているというのに、うまくなる見込みがなくなってしまうのですから。スランプが来たらもうちょっと頑張ったらうまくなる。おいしい思いができるサインだと思ったほうがいいでしょう。

知識・技術の確認

ではスランプの時期にどのように過ごしたらいいのでしょうか。とにかくやる気がなくなってしまうというのが挙げられます。今までのようにどんどん上達して楽しかったのにうまくいかないのですから。

こんな時には後ろを振り返りましょう。まずやることとして、知識や技術の確認があります。基本的なことを再復習するといいでしょう。

初めのうちは教祖の本やDVDを見て練習していた方もいるかもしれません。ある程度うまくなってきて見なくなってしまった人がほとんど。

新しいこと吸収するのではなく、前に戻って基本的な事項を確認するというスランプの過ごし方もあります。基本的な技術の精度をさらに高めましょう。

ライブ・コンサートをみる

スランプの時には別のことをやったほうがいいです。ライブやコンサートでサックスの演奏に注目してみると良いでしょう。自分の練習ばかりしていると練習がマンネリ化し、なんとなくつまらなくなってしまいます。

他人の演奏を参考にするといいでしょう。プロの演奏を見てみて感じることがあるかもしれません。

思い切って休む

毎日練習しているとさすがに煮詰まってくることもあります。そんな時には思い切って休むことも時には必要。サックス以外のことをやってみるのもいいでしょう。気分もすっきりします。

でも、休みをわざと取り入れるのは練習をし続けて煮詰まってしまった人たちだけです。スランプに陥っていない人、練習を始めて間もないという人は練習を続けたほうがいいでしょう。休みを取り入れると練習が面倒になり、挫折の原因にもなりかねません。

休みが取り入れるといってもあまり長すぎると本当にサックスを断念してしまうことになるので注意です。しばらく休んだから、もうやらなくていいやと思ってしまう気持ちが出てきたら危険です。明らかに休みすぎです。サックスの練習を続けるための休みだと思ってください。

練習をやめないこと

スランプの時期にはモチベーションが上がりません。やる気も出なくなってきます。そんな時でも絶対に練習をやめないのがスランプの基本。スランプは停滞していることですが、これから一気に上達する前の停滞する時期だと思ったほうがいいです。

だからこそ絶対に練習を止めてはいけないのです。少しくらいに休みだったらいいでしょうが、また練習を開始してください。せっかくのスランプ。確かに嫌になってしまうかもしれませんが、この時期を乗り越えれば、一段上がった状況で、またサックスが楽しめる素晴らしい状況が目の前に迫っています。

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