やりたい人が多いのが楽器。若い時にはすることはできなかった、若い時にはやってみたけどうまくいかず挫折してしまったという人。

ある程度、歳をとってからまた始めたいという人も増えるもの。その中でもサックスは挑戦したいものでトップ3に入るものです。

そのサックスが高いもので、お金がなければなかなか手を出すことはできないでしょう。一生懸命お金をためた。思い切って購入してみた。クレジットの分割払いにしてみた。30万円以上支払った。

これで俺もサックスができるようになると喜んでいたのはいいものの、購入してから3カ月くらいで押入れの中に入ってしまった。もう考えたくもないサックスという名前も聞きたくない。このような方もいるでしょう。

どうしてこのような人たちは、せっかく購入したサックスにあっという間に挫折してしまったのでしょうか。どんなタイミングでサックスを挫折するのかを確認してみます。

楽器は挫折しやすい

もともと楽器は挫折しやすいものです。そのため子供のうちに楽器ができようになる人はある程度矯正されているのです。ピアノ教室に通っていたなど経験もある人がほとんどでしょう。

学校の部活などでも周りの人が練習をしているから自分もやらなければいけないて強制力が働いています。

学校の先生や先輩がうっとうしいと思ってはいたけれど、よくよく考えてみたらその先生の強制力によってできるようになった人が多いです。しかし大人になってサックスを始めようとする方には、このような強制力がありません。

すべてが自分の意志にかかっています。だからこそ、いつ辞めるのも自由。英会話を習おうと思いつつ、身につかない人が多いのも強制力が働かないからです。

英語だったらまだお金になるかもしれませんが、サックスができてもい一文の得にもならないのだから強制力などゼロに等しいです。だからこの大半の人はすぐに諦めてしまうわけです。

独学ならさらに

独学でサックスをマスターするというのもなかなか難しい話上に説明したように教えてくれる人がいなければ怒ってくれる人もいない。お尻を叩いてくれる人はいないのです。

朝から晩までサックスをいじってるような人は、はっきり言って異常です。このような人がプロのサックスプレーヤーとかになるのですが、このようなタイプはそれほどいないでしょう。こんな人は一部の例外です。

だけどお金の問題だったり、音楽教室にも通えない人は独学で何とかマスターするしかありません。

サックスを購入した時に気分が高揚しているのは当然です。そのときに1カ月は絶対に練習を休まないこと。こればかりは根性で続けてください。1カ月ほど同じことを続けていると頭が慣れてきます。

最初のうちはやったことのないことやっているために頭がものすごく疲れます。1カ月やっていれば誰が出てきますのでそのまま練習を続ける方がいいでしょう。

音楽教室に通うお金のある人は、うまく利用してください。サックスを購入してから最初の1カ月だけは音楽教室に通いまくる。そして自分のペースを掴んだ後、音楽教室をやめて自分の練習に切り替える。

最も挫折しやすい最初のうちに音楽教室を利用しスタートダッシュを図る方法だって、冷静に考えれば思いつくでしょう。

頑張らない

そしてあんまり頑張らないことも大切。ダイエットと一緒で1日12時間も運動しても意味がありませんそれよりも毎日続けるほうが目的。1週間に1回10時間練習するのは、大してうまくなることはなく、間違いなく挫折する人のパターン。

毎日30分必ずサックスの練習をするように時間をとること。その時にはテレビも見ない。完全に集中するといった環境を作ることが大切。しかも同じ時間に練習をするようにすれば、体も、食事を摂るように練習を欲するようになるでしょう。

挫折しやすいのが楽器の特徴。チャレンジしたい楽器のトップ3の中に入っているサックスですが、多くの人が押し入れに入ってしまいます。そうならないためにも挫折する人の典型パターンを理解することは大事。

まず初めのうちには絶対に練習を続けること。たくさん練習しようとするのではなく、短い時間で毎日続けること。慣れないことを始めて挫折しやすくなるのは当然ですが、その事が分かっていれば挫折のリスクを減らせます。

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