「どうすればサックスが上達するのだろうか」

楽器の練習をしたことのない人は、このような疑問を持つのも不思議なことではありません。迷わずに練習に打ち込める人など、それほどいないでしょう。

その際には練習の効率というのを考えてください。どのように練習すれば、体に負担をかけずに練習が続けられるのでしょうか。あまり無理をしても、腱鞘炎を起こしたり、健康を損ねてしまっては意味がありません。そうならないように、練習における休憩の意義を確認します。

意外に疲れる

アルトサックスの練習は意外と疲れます。アルトサックス自体が2kg~3kgもある大きな楽器です。練習に集中していれば、重さも感じないのかもしれません。集中力が切れた時に、腕に疲労を感じることもあるでしょう。

そして練習時間も、無限にあるわけではありません。レッスンを受けるにしろ、自分で練習時間をとるにしろ、制限時間というものがあるはずです。この制限された時間の中で、休憩をすることは意外と重要です。

休憩する

サックスを演奏し続けていれば、間違いなく疲れます。だからこそ、休憩を取るのです。人によって休憩する時間はまちまちかもしれませんが、おすすめの方法は、半分の時間を休憩に当てること。1時間の練習の時間があるとしたら、その半分は休憩にしてもいいのです。つまり30分は演奏する時間。残りの30分間休む時間というわけです。

そしてこの時間割も15分演奏して、15分休む。そしてまた15分演奏して15分休む。このように自分なりでやりやすい時間割を決めてしまうのもいいでしょう。スポーツ選手だって、練習時間中ずっと走り続けていたり、泳ぎ続けているというわけではありません。練習の中にも動いたり休憩するといった行動を繰り返しています。

集中力アップ

休憩を入れることによって、集中力がアップします。同じ事を延々としていれば間違いなく、集中力が切れ、だらけてきます。だらだら練習をやっても仕方がありませんよね。

それなら思い切って休んでしまうこと。そして少し休んだら、また練習を再開すればいいのです。100%回復するというわけではありませんが、ある程度の集中力が戻ってきています。適度に休憩を入れることによって、練習の効率が高まるというわけです。

唇の休憩

サックスの演奏時には、マウスピースを口でくわえています。口の周りでも筋肉があります。この筋肉を休ませなければいけません。物を加えていれば口だって疲れてしまうのです。休憩時間には口を休ませてあげましょう。

意外と体育会系

サックスなんて、スタンダードな商品でも20万円程度するのが常識。お金持ちがやるものじゃないのと思って甘く見ていませんか。重いものを持ち上げたまま演奏しなければいけないので、意外に体力を使います。

吹奏楽は文化系というイメージが強いですが、上に説明したように休憩を入れなければ集中した練習は続きません。意外に体育会系の要素があるというわけです。

つまりある程度の筋力を持ち合わせる必要があります。意外と大変ですよね。たからこそ毎日練習しなければいけないし、体に負担のかかりすぎる練習をしてしまうと間違いなく、やめたくなってしまいます。

ストイックに練習することが必要ですが、アルトサックスが嫌いになるほど追い詰めることはありません。それじゃ楽しくありません。だから練習には休憩が必要不可欠なものだといえるのです。

休憩をとりながら頑張る

アルトサックスを購入したら練習をすること。だからこそうまくなり達成感も出てきます。効率よく練習するための休憩は大切にしてください。休憩をうまく取り入れることによって、長時間の演奏に耐えられる体力もついてきます。練習の際には適度に休憩を取ってくださいね。

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