「アルトサックスの初心者なんだけど、何から始めたらいいのかよくわからない・・・」
このように悩んでいる方もいるでしょう。まず、上達したいなら練習するしかありません。その前にアルトサックスの構造をよく確認しましょう。レッスンを受けるときにも、アルトサックスの構造が分かっていれば、アドバイスも理解がしやすくなります。自分で書籍を見て自力で練習するときにも、飲み込みが早くなります。
学校で教えてくれるわけでもないので、アルトサックスを趣味にする場合には、右も左もわかりませんよね。それではアルトサックスの基本事項、リードの次に大切なアルトサックスの『マウスピース』について、確認をしてみましょう。
マウスピースって何
マウスピースとは、アルトサックスの最も上の部分。自分の口をつける部分です。そしてマウスピースの下にはリードといわれる平らな板をセッティングします。
このマウスピースは、サックスを購入すればついてきます。別売りで購入することもできますが、初心者の方はまず、付属のマウスピースを使ってください。初心者の方は付属しているマウスピースのほうが音が出しやすいです。くせも少ないスタンダードなものですから、まずは付属しているマウスピースを使うのが最も上達が早くなります。
マウスピースの留め金について
そしてマウスピースの留め金も初めから付属しているものを使いましょう。値段が高いからとか自分なりにカスタマイズしたいからといって、別に購入する必要はないのです。音にくせが出てしまったり、自分に合わないことでできますので、まずは付属のスタンダードなもので十分なのです。
付属しているマウスピースを使うこと
マウスピース自体は交換する必要はありません。付属しているものを使ったほうがおすすめです。マウスピースを交換したからといって、上達が早くなるわけでもなく、むしろ音にくせが出てしまい上達に遅れが出てしまうこともあります。そのため付属しているマウスピースを使い続けましょう。
どうしても交換したい、他のマウスピースを使いたいという方は、調子のいい的に新しいものを交換してください。今、使っているものが調子が悪くなったから交換する、というのが最も良くありません。
というのも、調子がいい時に出会ったマウスピースのほうが自分にもなじむし、いい音が出るからです。絶対に、調子が悪いから、音の出が悪いから、気にいらないから、という理由でマウスピースを交換するのはやめましょう。交換するときには、最も調子の良い時にだけ、と覚えておいてください。
メタル製のマウスピースもある
アルトサックスを購入したときに付属しているマウスピースはプラスチック製のもの。大抵の場合はこれで十分です。もっといい音が出したいという場合には購入する必要があるでしょう。
メタル製のマウスピースがあります。硬い音質になりやすいです。もっと硬い音を望んでいる方はメタル系のマウスピースを使うといいでしょう。でも覚えておいてほしいのはやはり、理由もなくマウスピースを交換しないこと。付属していたものを大切に使ってください。
アルトサックスの基本事項。マウスピースについて見てきました。深く考える必要はありません。購入したときに付属しているマウスピースで十分なのです。その理由は最もオーソドックスでクセがないから。わざわざ他のマウスピースを購入することもありません。
それでももっと違う音質を求めている方は、新しいマウスピースを購入してもいいでしょう。新しいマウスピースと交換するときには、調子の悪い時にするのはやめましょう。最も調子の良い時に出会ったマウスピースを使ってください。
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