サックスでいい音を出したいと思っているんだけど、イメージがつかめない。

  • 一人で練習しているからなかなか上達しない。
  • アドバイスしてくれる人もいない。
  • どうすればいい音が出せるんだろうか。

このように、いい音って何なのかはなかなかわかりにくいものです。そこでどうやったらサックスのいい音が出せるのかを確認してみます。

逆に考えてみる

いい音といっても、その人によって千差万別。なかなか決めることはできないでしょう。それよりも悪い音って何なのかを考えてみた方がいいでしょう。悪い音にならないように試行錯誤を繰り返したほうがいい音になっていくもの。それでは悪い音って何なのかを考えてみます。

聞きづらい音

音楽でも人の話し声でも聞きにくい事っていうのは嫌なものです。何度も何度も繰り返し聞き間違えられるようではいい音とは言えません。そして聞きにくい音というのは何となくこもっています。ぼんやりとした感じで何の音が発せられているのかもよくわからない。つまりサックス練習では一つ一つの音を明瞭に出すことを心がければいいわけです。

そうすると効きにくい音にならず聞いてる方も快適というわけです。そして聞きにくい音になりたくなければリードがしっかりと振動しているかどうかも注目するポイント。

リードの接続はしっかりしているでしょうか。しっかりと湿っているでしょうか。使えないリードは使わないようにしてください。使えるリードと使えないリードがあるので判別できるようになることも重要です。

そしてタンギングも重要な要素。音楽を演奏していても何かの気持ちが伝わるということがあります。タンギングがしっかりしていなければ、と聞いている人にははっきりと自分の意思など伝わりません。

普段の練習からタンギングをしっかりすること。音はしっかり聞いているでしょうか。聴こえにくい部分はないでしょうか。そういうタンギングで不適切な部分を洗い出すこと。そして修正することが必要になってきます。

そして悪い音を出したくなければ練習するのが一番。口の周りの筋肉を鍛えること腹筋を鍛えることが重要です。そして、そして悪い部分を直そうと思って力んではいけません。人間は力んだときほど力が出ないようになっています。

できるだけリラックスしましょう。リラックスすることを意識的に行わなければいけないのです。力を入れることよりも、力を入れないことのほうが難しいですが、頑張ってやってみてください。とにかく無理やり力を入れたり、無理な音の出し方だけは矯正してください。

息継ぎ

そして意外だ大切なのが息継ぎ息継ぎもスムーズにできなければいけません。確かに長いフレーズだと1駅で拭くことはまずできませんが、息継ぎのタイミングが自然とできるようになるように練習してください。

実際には肺活量を高めようとしても大して効果はありません。一息ですべてのフレーズを演奏しようと思わないで自然に息を吸うことが大切。

そのタイミングを逃さないように普段の練習でも気をつけたいものです。ロングトーンの練習などブレスのことを意識しながら練習してみてください。水泳の行き過ぎと同じような感覚で自然とできるようにしましょう。たくさん息を吸おうと思わないで、息継ぎをしやすいポイントを意識すること。意識しなくても自然とブレスができるように頑張りましょう。

サックスいい音を出したいと思うのはすべてのプレーヤーの望むところです。しかしならば憮然といい音と思っていても上達はしにくいでしょう。悪い音を出さないように普段から気をつけることはないです。フレーズ練習やロングトーンの練習でも、息継ぎのことまで意識していればさらに上達のスピードも早まるでしょう。

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