いつも楽しんで演奏しているサックス。急に調子が悪くなってしまった。サックスの一部が壊れてしまった。このような時にはどうすればいいのでしょうか。サックスが破損してしまった時の対応策を考えてみます。
楽器店に持っていく
楽器店ならサックスの修理をしてくれます。部品の一部がなくなったとか音の出方が悪くなったとか、細かい部分まで調整してくれます。最も手っ取り早いのは購入した店で修理を頼むこと。販売しているのですから修理してくれることがほとんどです。
その修理内容は人によって千差万別。その時の状況によって修理にかかる金額も変わってきます。パーツの一部が破損ししまった場合には交換することになるでしょう。
その他にはショップによって修理費用は異なります。全体的なオーバーホールや調整もしてくれます。追加料金が取られることもあったり、オプションだったりします。
修理の仕方や扱い方がわからなくなった場合には楽器店に持ち込んでみましょう。きっと相談にのってくれます。
使い始めたら壊れるリスクを覚悟する
サックスの購入をしたら、いつか必ず壊れ調子が悪くなるというリスクを覚悟しましょう。形のあるものですから、必ずどこか壊れる部分も出てきます。
そして壊れるリスクを覚悟することによって、自分で修理をしなければいけなかったり、メンテナンスをする必要も感じるでしょう。サックスの教則本にもメンテナンスの仕方が書いてあることもあります。大切なサックスを自分自身でメンテナンスするようにしましょう。
サックスの価格を考えてみてください。標準的なモデルですら20万円から30万円する高価なもの。そう簡単に買い換えることは予定されていません。初めから大切に大事に使うことが予定されているのがサックスなのです。
ということは、自分なりにしっかりメンテナンスしていかなければいけないということ。
たまに学校の備品でサックスが置いてあることもありますが、これはひどいです。生徒たちも学校の備品だからといって、乱暴に扱いあっという間に壊してしまいます。
大切に使わなければあっという間に壊れてしまうことの典型事例です。大切に使わなければすぐに壊れてしまったり、ボロボロになってしまう。学校の備品のように他人のものと思ったら使い方は乱暴になるもの。乱暴な中学生のように扱わないようにしてください。末永く大切に使ってくださいね。
メンテナンスの方法を覚えるのが基本
自分の道具は自分でメンテナンスすることが基本。基本的には他人に頼ることはできません。サックスは自分の息を入れるものですから、大変汚くなっています。部品を外して清掃もしなければいけません。
メンテナンスの基本は掃除。間違いなく汚れますので清潔に保ちましょう。楽器の中に水分が残っていると楽器が痛んでしまいやすいので、楽器内の水分を取り除くことを意識しましょう。
汚れを拭き取る際にはクリーニングクロスが便利。楽器店で販売されていることもあります。サックスを購入する時に同時に購入しても問題はありません。マウスピースネック部分を取り外し、クリーニングクロスできれいに水分を拭き取り、清掃してください。
そしてネックのコルク部分にはグリスを塗ることも重要。新品の場合にはきつくなっていることもあるのでグリスを塗って滑らかにしてください。グリスも同時に購入してしまってもいいでしょう。
乱暴に扱えば使うほどサックスの寿命が短くなります。せっかく購入した高価なサックスですから大切に使ってください。学校の備品のように乱暴に扱うのはよくありません。クリーニングクロスでサックス全体の水分を拭き取ること。これが基本です。自分でメンテナンスできないよという方は楽器店で相談をしてみてください。購入者店でも構いません。近所に楽器店がある場合にはまず相談してみましょう。
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