せっかく購入したアルトサックス。使っていれば故障してしまうこともあります。そのような時には適切な対応を取ること。ここでは、アルトサックスを使っていて故障してしまった場合の対策を確認します。少し調子が悪いからといって諦めないでくださいね。値段も高く、手入れによってはアルトサックスは長く使える楽器です。

どこが悪いのかを確認する

急にアルトサックスの音が出なくなってしまった。こうなってしまったら、その原因を突き止めるしか方法はありません。まずは自分でじっくりとアルトサックスを確認してみましょう。

例えばマウスピースやリードのつけ方が間違っている。しっかりとついていない。このような場合は自分で調整すること。音が出なくなった場合や、音がおかしくなった場合にはこのような細かい部分は自分でチェックできるようにしておきましょう。

ベルの部分に何かが詰まっている場合もあります。ゴミや紙切れ布切れが詰まっている場合もあります。こういう場合は取り除けばすぐに通常通りに戻るでしょう。

それでも良くならない場合には

「自分でいろいろ確認してはみたけれどやっぱりアルトサックスの音が良くならない」

このような場合には修理してもらうしか方法はありません。一般的に考えられる方法といえば楽器屋に持って行くこと。アルトサックスが故障したことを伝えれば、何とかしてくれるでしょう。

ネットで購入した人は、販売店と連絡を取ってみるといいでしょう。購入する際には、そのショップで楽器の修理をしてくれるかどうかまで確認しておくこと。そうすれば壊れた際には、修理してくれます。

保証してくれるかどうか

新品のアルトサックスの場合にはメーカーの保証書があります。1年など期限が決まっていますが、調子が悪くなった際にはメーカーで確認してもらうことも必要でしょう。

中古のアルトサックスの場合には保証期間が切れていたり、もともと傷んでしまっているものもあるのでその点は覚悟の上で購入してください。安い分仕方がないんだな、と思ってください。

普段からのお手入れは重要

アルトサックスを購入したら購入したその日からお手入れを怠らないでください。普段のお手入れがしっかりしていなければ、汚れがたまってしまったり、故障の原因ともなりかねませんので、キレイに使ってください。

購入する際にはクリーニング用のクロスも購入しましょう。細かいところまで清潔に保っておけば故障のリスクも定期的に低くなるのです。キー周辺に汚れがたまっていることもあります。自分の吐いた息が通る場所なので、清潔なように見えても当然のようにも汚れはたまっているのです。このような汚れを放置しないでくださいね。

このような細かい部分の汚れに気を使っていれば、修理に持っていったりメーカーに贈る必要もないのです。せっかく練習したいと思っているのに、余計な手間がかかってしまったら面倒くさくなってしまいますよね。

壊れてしまったからもうやりたくない。このような気持ちも行ってきます。アルトサックスの故障で、アルトサックスを諦めてしまったら、それこそもったいない話です。

アルトサックスのケアができるようになることも上達のうち、自分のものは自力でしっかりとメンテナンスできる力を持ちましょう。

せっかく購入したアルトサックス。値段の高い大きな買い物です。少し音が悪くなったかといって諦めないでください。何とかなります。まだ自分で確認すること。自分で調整ができるほうがいちいちショップと連絡を取ることもなく、素早く直すことができます。でできるだけ慣れましょう。

一方、どうしようもなくなってしまった場合。その場合はショップの店員やメーカーに連絡をすること。このようにアルトサックスは修理しながら、丁寧に使うことが大事です。使えば使うほど年季が入ってきます。世界に一つだけのアルトサックスに育ってくれるのです。そのためにも、すぐに諦めず、修理しながら末永く使いましょう。

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