「サックスを吹いているけど、人の前で演奏ができない・・・」
「人前で演奏しようと思ったら緊張してしまう・・・」
「どうして自分はちゃんと演奏ができないのだろうか・・・」

このように自分で自分を責めてしまいます。この原因として最もポピュラーなものは自信がないこと。もしくは、以前まではうまくいっていたのに、何かしらのきっかけで失敗してしまったことがトラウマになり、うまくできなくなってしまった。このようなことも考えられます。

慣れる

人前で演奏することだと、日常の出来事ではありません。そのため、人前で演奏することに慣れていない人が多いです。ある程度慣れることが必要です。

人前で演奏して、その聴いてくれる人数をどんどん増やしていくこと。といっても、人を集めて自分の演奏を聴いてもらう機会など、作ろうと思ってつくれるものではありません。それでも暇そうにしてる人を引っ張ってきて、サックスを演奏してみせるのもやらないよりはマシというものです。

演奏のことだけ考える

人前で演奏できない人は余計なことを考えています。自分が他人からどう見られているか、失敗したら恥ずかしいなど、演奏と関係のないことを考えています。そのため、演奏に集中ができず、余計失敗をしやすいです。

練習中には他人の目な意識しないので、リラックスしています。しかし状況や環境が変わってしまうと、他のことに気を取られてしまいやすいです。演奏する時には演奏のことだけ考えること。百日の事は考えないことが重要です。といっても、○○しないことというのは大変難しいですので、自分の意識を変えるしか方法はなく、大変なところです。

自分の世界に入る

そして、演奏する際には自分の世界に入ってしまうこと。これが最も重要で極意ともいえるでしょう。人からカッコ良く見られたいとか、格好いいところを見せたいと思うと、間違いなく失敗したり、よけいかっこ悪く見えてしまうものです。ねらってはいけません。

頭の中は演奏のことだけを考えて、完全に自分の世界の中に入り込んでしまいましょう。自分の世界に入り込むことがうまい人は、トランス状態に入り、信じられないくらいのパフォーマンスを見せてくれる人もいます。ここまでできれば最高でしょう。

他人の視線はないものと考える

人前に出てしまうと他人の視線が気になってしまうもの。人前で話すと誰もが緊張してしまうのは他人の視線によるものです。大量の視線にさらされていると思うから怖くなるのです。

それだったら1人だけの観客を見つめてみましょう。一対一になってしまえばいいのです。100人いても1000人いても同じです。その中の1人に集中してしまえば、後の観客は、単なる置き物でしかありません。このように、意識の持ち方を変えることで、緊張感もおさまってくるものなのです。

失敗しても死なない

完璧主義の人がいます。失敗したらどうしよう。恥をかきたくない。このようなタイプは考えすぎです。よく考えてみてください。演奏に失敗したくらい生命は取られません。罰金も取られないでしょう。よく考えてみたら失敗などしても構わないのです。

日本の社会では失敗することが悪だと思われています。そのため失敗しない人が優秀だと、おかしな常識がまかり通ってしまうのです。だからこそ自信がつかないのです。

本当に優秀な人は失敗をものともせず、その失敗を利用してさらによく見せるものなのです。人によっては、スパイスとしてわざと失敗する人もいます。これくらいの度胸があれば、失敗などしても怖くはないでしょう。

イメージトレーニング

その他にはイメージトレーニングもあります。羽田からたくさんの人の前で演奏していることをイメージし、練習します。イメージがわかない人は、YouTubeなどでたくさんの観客の前で歌ってる歌手やサックスプレーヤーを思い浮かべてください。このようなイメージトレーニングもやらないよりはマシです。

いかがでしたでしょうか。うまく人前でサックスの演奏できない。そんな人は上に紹介した方法や心構えも参考にしてみてください。

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