アルトサックスをまだ開始して間もない人、これから始めようと思っている人。何から始めたらいいのかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんな時には基本的な事項を学んでいきましょう。

今回は、チューニングについて確認します。ちゃんとした音が出せるかどうか勝負のカギ。それではチューニングの詳細をご覧ください。

チューニングって何

アルトサックスを吹いてみたけど、どの音を出そうと思って、いたのに全く別の音が出てしまった。『ド』の音に近いんだけれど、何だか少し違う。このような状態で演奏を始めてしまったら、聞いている人も大変です。いわゆる音痴の状態になってしまいます。

こうならないためにもチューニングをしなければいけません。調律といわれるもので、一般的にはA=440Hzに合わせることをいいます。そして、このAというのは音階いうところ『ラ』のこと。

このアルトサックスのチューニングをしっかり覚えましょう。そうすることで、適切な音で演奏することができます。というより、チューニングができなければ、いくらアルトサックスの技術を学んでも、使い物になることはないでしょう。それくらい重要です。

チューニングの方法

アルトサックスのチューニングの方法はマウスピースをネックにどれくらい差し込むか、という方法で決まります。

マウスピースをネックに差し込んで、チューニングがあった場合、そのポイントに鉛筆で線でも引いておきましょう。これならこの部分までマウスピースを差し込むことによって、適切な音が出るということがわかりますよね。

しかし、この方法は完全ではありません。というのも管楽器の場合には吹いている間に楽器の温度が上がってしまって。ピッチが上がり気味になってしまいます。鉛筆で書くのも単なる目安と考えてください。

最後には自分の耳で確かめるしか方法はありません。といってもやはり鉛筆で書くことには、それなりの効果もあり、素早く練習を開始することができます。チューニングの簡単な方法として覚えておいてください。

チューニングの重要性

バンドでプレイする場合、チューニングはうまくいくことによって美しいハーモニーが奏でられます。

それもこれも適切なチューニングがあってのこと。個人個人の細かいピッチが重なり合ってハーモニーができ上がります。チューニングがうまくいかなければ綺麗なハーモニーもできず不協和音に成り下がってしまいます。こうならないためにも、チューニングがしっかりとできていなければいけないのです。

そして工夫するのが、同じ音で演奏する場合に、音がうならないように気をつけてください。自分の耳で、まっすぐに音が出ているかどうかを確認しましょう。

チューニングではありませんが、練習場所がないと困っている場合。どうしても練習したいんだけど、という人はミュートを使ってください。アルトサックスにつけることで、出る音が小さくなるアイテム。

そのため他人に迷惑をかけにくい状態で練習することができます。ネックやベルにセットしたりすることで、演奏時の音が小さくなります。このようなミュートを使って、練習してくださいね。

アルトサックスでこれまた大事なチューニング。うまくできなければ自分の思った音とほど遠い音が出てしまいます。しっかりと自分の耳で確かめて、どの程度マウスピースをネックに差し込むのか覚えておきましょう。

吹いているうちにアルトサックスの温度も上がってしまって。チューニングも崩れてしまうことがほとんどです。そうなってしまった場合には自分で微調整を行ってください。本当に適切な音が出ているのかどうか、演奏のために確認する必要が出てくるのです。少し大変かもしれませんが、慣れると簡単にできるようになるので頑張ってみてください。

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