かっこいいサックス。自分も始めてみたい。だけど、独学でどこまでできるのか。誰かに教わらないといけないのか。どのように練習すればいいのか、全くわからない。今回は独学でサックスを習得するためのポイントをみていきます。
スクールに通うとは言われているけど
独学でアルトサックスを練習したいと思い、ネット上で相談しても、金太郎飴のように「スクールに通いましょう」と一言でたしなめられて終わり。独学でできるのかと質問をしているのに、学校に通いなさいというのでは、相談してもがっかりですよね。
受験勉強だって予備校に行って成績が上がると思ったら、全く上がらないということだってよくあります。スクールに通って教わらなければならないってことでもないのです。
独学で最も大変なところ
初心者が独学でアルトサックスを習得しようとするときに、最もハードルになるのはその練習量。スクールに通っていたり吹奏楽などでやっている場合には、他人の手前練習しなければいけないという強制力が働きます。独学でサックスを習得しようとする人は趣味的な目的で始めます。
集中して大量に練習する動機がないのです。最初のうちは気分が上がって練習をしているが、何となく飽きてきた、つまらなくなった、練習が面倒くさくなった。そんな感じでアルトサックスが押し入れ行きになってしまうことが最も怖いのです。
とにかくサックスに触る
購入したら毎日練習する。初心者の方はまず練習をすることです。そして、その練習を毎日続けることです。習慣というのは毎日続けなければ身につくことはありません。少なくとも1カ月くらいはひたすら練習しましょう。ヒマがあったらサックスを触っている、くらいの気持ちでいるといいでしょう。毎日のように練習していると、練習が当たり前という感じになってきます。
練習メニューや指の使い方など、そのようなものはすべて書籍に書いてあります。それを実行できかどうかはその人のやる気次第ということになります。先生に教わったって、楽器は自分の体で行うものですから。練習しなければいけません。
スクールに通ったって自分で練習したって最終的には自力で練習しなければならないことになります。むしろ、スクールに通っている人は通っていることで満足してしまい、一人で集中して練習しなくなるデメリットもあるのですから。
わからないことはネットで調べるのが常識
わからないことがあったらネットで調べることです。自分ですべて調べると迷走してしまうからスクールに通いましょうという人はいますが、わからないことを悩んで調べたりしながら、レベルアップすることが重要です。
わからないことをお金を払ってわかりやすく教えてもらうよりも、あーでもないこうでもない、と言いながら悩みつつ練習したって何も悪いことはありません。別に慌てる必要はないのです。むしろ、よけいなことを調べているうちに大切なことがわかるのかもしれないのですから。
今の時代、インターネットの存在は大きいです。自分の演奏を録画して他人に披露することだって可能です。ネットで披露する目的であれば練習にも身が入ります。家族の前だけで演奏する。というのでは面白くありませんよね。
独学は孤独ではない
独学といったって、すべてを一人ぼっちでやるというわけではありません。お金と時間に余裕があれば短期間でスクールに通ったり、知り合いや友人がいる人はともに練習したり、何でもかんでも孤独でいなさい、ということではありません。
初心者だからといって、スクールがなければならない、ということでもないのです。独学でできるのかな?という悩みは、初心者ならつきまとうものかもしれませんが、その不安感を抱えながら、一歩ずつ前進していくといいでしょう。
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