「アルトサックスを購入しようと思っても、自分に続けられないんじゃないのかな」

と心配する人もいるでしょう。何事もうまくいく人といかない人がいます。アルトサックスは、高い買い物ですから、自分が継続できる性格の人間かどうかを前もって確認することも大事です。それでは、長続きしない人、アルトサックスのうまくいかない傾向のある人の性格を見ておきましょう。

すぐ飽きる

アルトサックスを始めても身につかないタイプの性格は、飽っきぽいところ。購入する前には絶対に身につけてやると意気込んでは見るものの、すぐに練習が嫌になってしまうタイプ。このような人はアルトサックスを購入しても続きません。

自分はそんなことないよ、という人。自分だけは例外と思っている人も多いです。例えば恋愛経験の多い人。面倒くさいことを他人にやらせる人なども、すぐ飽きてしまう傾向があるといえます。逆に、集中力のある人、一つの物事を突き詰める人、このような性格の人は身につきやすいです。

すぐに結果を出そうとする人

何をやってもすぐに早く結果が出るものだ、と思い込んでいる人もアルトサックスには向いていません。技術というのは順調に成長しないものです。やればやるほどうまくなる、という性質のものでもないのです。今までうまくいかなかったのに、急にうまくできるようになったということも考えられます。少なくとも、すぐにうまくなることはありえません。

すぐに結果を出そうとする人は、うまく吹けない自分にがっかりして、投げ出してしまう可能性も高いです。それとは逆に、初めはうまくできるわけがないな、と思っている人は、着々とうまくなっていく傾向があります。

めんどくさがり屋

めんどくさがり屋な人も楽器は身につきにくいです。面倒くさがり屋の人には、効率を求める人も含みます。最近では何でもコストと騒ぐ世の中です。効率とか費用とかコスパとか言っている人は身につきません。それもそのはず。アルトサックスなどというものは芸術で、費用や効率と全く無縁の世界です。音楽は仕事ではありません。趣味的に行うものです。

そして芸術というものは全くの無駄。別になくても生きていくことは可能なのです。そのため効率よくうまくなろうとか、楽して上手になる、などこのような発想自体が間違っているのです。面倒くさがり屋の人、すぐにコストを考える人は、アルトサックスがうまくいかない可能性が充分あります。

他人の目を気にするタイプ

すぐに周囲の視線を気にするタイプもうまくなりにくいです。周囲の人の目があるから、強制的にアルトサックスもうまく吹けるようになる可能性があるんじゃないの、と思ってしまうかもしれません。これが全くの逆で、人目を気にするタイプというのは自分が好きで行っているわけではありません。自分の願望や適正・性格を無視する傾向があるので、やりたくないことも、自分を偽って仕方なくやっている場合があります。

このようなタイプは、何を続けてもつらくなってきます。それもそのはず。自分の願望とかけ離れたところにいるからです。異性にモテるためだとか、お金のためだとか、自分の願望と全く関係のないところに照準が定まっているのです。

自分がやりたいかどうかを考えれば、他人の目など関係はありません。このように人の目を気にするタイプは、アルトサックスを始めてもうまくいかない可能性があります。目的や実利など考えず、自分に正直になることが最も重要です。

何事も続かない人という人はいます。挫折したとしても、悩まないでください。むしろ集中力があったり、人の目を気にしないで練習を続けられるような人は、どちらかというと天才型。上に当てはまる性格の人も、練習をしているうちに面白くなり、いつの間にか身についているということもあります。自分は続けられないんでないな、と思っている方も、思い切って挑戦してみてください。その際には、毎日アルトサックスに触れること。楽しみながら練習を行うことが大切です。

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