趣味的にサックスを始めたとしても、寂しい気持ちになってしまいませんか。一人で練習するのは孤独で、しかも、はっきりとした目標もありません。楽器というものは楽しむために行うものです。それならば、孤独にストイックに練習するよりも仲間を作って楽しく練習しましょう。

心細くない

何でも一人でできる人は孤独に強い人です。このような人たちも少数ながらいますが、人間はそれほど強い生き物ではありません。何かをするにしても誰か、共通の目的を持った仲間がいるといいでしょう。

若い人なら吹奏楽部など楽器ができる人の集まりに入ることもあるでしょう。しかし、大人になるとそんな人もいません。楽器が趣味という人を見つけるのも困難でしょう。

昔バンドなどで音楽を一緒にやった友達がいるのならば、このような友達を誘ってみるのもいいでしょう。音楽教室なら、音楽に詳しい先生が教えてくれたり、発表する機会も与えてくれることもあります。グループレッスンなら皆で楽しく練習することができるので、楽器をやりたいっていう友達を集めて、和やかな雰囲気で習ってみるといいでしょう。

サックスを趣味的にやるだけでも、いろいろな方法があります。自分1人だけで悩んでいないで、音楽のできそうな人を探してみるのもいいでしょう。

いろいろな人を巻き込む

最近の日本人は、人とのつながりがなくなってしまいました。家族もバラバラになってしまい、隣に住んでいる人と口をきいたこともないという異常な状況。

何でもいいから人間関係を作りたいものです。直接の利益はないにしろ、顔見知りの人間がいるだけで何となく安心します。やはり人間は一人では生きていけず、人間関係の中で生きていくのが最もやさしいのです。

そのためにサックスを利用してみましょう。子供とあまり口をきかなくなってしまったら楽器を一緒にやってみる。奥さんも一緒に誘ってね。昔の友達も誘ってみる。隣近所や同じマンションでも仲のよさそうな人や、楽器ができそうな人を集めてみる。

このような感じで少しずつ人間関係を構築していけたらいいですね。人によっては、なかなかうまくできないかもしれませんが・・・。

人脈を大切にする

サックスはもちろん楽器です。自分1人だけで完結することはまずないでしょう。自分の力を試したい、教えてくれる人がほしいと思っているけど、周りには見つからない場合。

こんな時には人脈に頼る必要があります。人脈という大層な言葉を使いましたが、例えば、楽器店などで、顔見知りの人を作ってみる。積極的に音楽教室に通ってるなど、これくらいの行動でも十分に人脈は作れるのです。

若い時から音楽に詳しい人なら、人脈もあるかもしれません。大人になってある程度の年齢になってから、サックスを始めた人は右も左もわからない状況。ゼロから始めなければいけないのです。音楽のできそうな人や詳しそうな人を捕まえて話をしてみるのも作る大きな行動だといえるでしょう。

楽しく練習しよう

確かに、サックスが上達するには、その人の個人練習にかかっています。しかし個人練習ばかりしていても、気が滅入ってしまったり面白くなくなってしまったりと、大きなデメリットもあります。

だから、楽しく練習するのです。そして、友達や知り合いと一緒に練習するだから変な格好を見せられない、恥ずかしい演奏はしたくないなと、このような気持ちが、さらに上達のスピードを加速させてくれるのです。

個人練習と、楽しいクループ練習を組み合わせて、サックスを楽しみましょう。しかも人間関係を作りながら、プライベートも充実させていきましょう。苦しみながら行っていれば、もはや音楽とは言えません。楽しみながら上達することを意識してください。

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