世の中にはサックスが嫌いという人もいます。夢中で練習している人やこれからサックスを始めようと思っている人には信じられないことかもしれませんが、人気のある楽器の一方、サックスが大嫌いな人だっています。サックスのどのような部分を嫌っているのでしょうか。嫌いな人の理由も確認してくださいね。
音が気にくわない
サックスの音が嫌いという人もいます。好きな人は好きかもしれませんが、嫌いな人にとっては嫌な事です。何となくいやらしい感じの事。色気がありすぎるのかもしれません。もっとさっぱりした音が好きな人もいます。その色っぽい色が逆に下品さを醸し出していると感じる人もいます。
自分が中心にある
サックスの演奏者は自分が中心で花形である、というふうに見られがち。その自己中心さが気に食わないという人もいます。
誰だって自分中心でものを考える人は嫌です。もちろん楽器を演奏しているだけですから誰にも迷惑をかけているわけではないのですが、普段から中心で花形ではない人や、周りの人に歩調を合わせる人にとっては嫌な楽器に映るかもしれません。
楽器がうさん臭い
サックス自体は金ぴかの楽器です。派手ばでしく、逆に安っぽさを与えるという人もいます。ごちゃごちゃした楽器の割には、その演奏方法はリコーダーと大して変わらず、ただ単にリコーダーが派手になっただけという人もいます。シンプルな操作法のくせに、きらびやかすぎてうさんくさく感じてしまう人もいます。
サックスの音
サックスの音色は、その人の地声に似ているという人もいます。これは本当かどうか定かではありませんが、声が汚い人はサックスを演奏することによってひどい音が生まれるということも考えられます。
このように考えればきれいな声をしている人しかきれいなサックスの演奏ができないということいなってしまいます。だとすると声が綺麗な人でなければまともなサックスの音がでず、聴きにくい音になってしまうという人もいます。
ジャズが嫌い
ジャズの中で最も重要なのがサックス演奏。ジャズの中心だといってもいいでしょう。そのジャズ自体があまり好きではないという人がいます。何だかカッコつけているし、ジャズの演奏者が自分に酔っているし、何となく好きになれない。一般的なクラシックの音のほうが好きという人もいます。
そしてサックス自体はジャズ以外での活躍の場が少ないです。だからこそあまり好きじゃないっていう人がいます。他の形式の演奏として使いにくいと言われています。その幅の狭さから、サックスが好きじゃないっていう人も結構います。
どんなことだって嫌いな人はいる
上にサックスが嫌いな人を紹介してみました。思い当たるところがある人もいるかもしれません。全く思い当たらない人もいるかもしれません。これからサックスを始めようと思っている人にはほとんど無駄な話。
どんなことだって好きな人も嫌いな人もいるのは当然。むしろ好き嫌いがはっきり分かれるものほど強烈なファンも多いということ。魅力的なものの証明です。
サックス初心者の方はこのような批判を真に受けずそういう欠点もあるんだなと思っていればいいでしょう。自分で演奏するのに大して影響はありません。むしろサックス嫌いな人を納得させるくらいの演奏ができればいい。
それくらいの意識を持って練習していれば、さらにうまくなること間違いありません。そう考えると、サックスに対する批判など痛くもかゆくもなく、むしろ、ありがたい成長の材料だともいえるでしょう。
そしてサックスが嫌いという人が周りにいたとしたら近寄らないことが重要です。嫌いなもの嫌いなのですから。口で言って筋の通った説明をして納得してくれると思いますか。それは絶対にありませんよね。嫌いな人の意見など聞かなければいいだけの話です。
誰にだって好き嫌いはありますしその人に人格もあります。嫌いな人に押し付けるのはよくありません。世の中にはサックス嫌いの人もいますが、そのような人の意見をよく知っておくのも面白いでしょう。
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