個人的な趣味でサックスを購入するなら、どんなものを購入したって失敗とは言えませんが、集団でサックスを使う場合があります。

それが学校の吹奏楽です。学校によっては、表には出ていない暗黙のルールもあるので、吹奏楽部に入るからといって突然サックスを持ってきても、そのサックスは使わせてもらえなかった……というおそれもないことはありません。

そんなわけで。吹奏楽で使うサックスを購入する場合の注意点をここで見ていきます。

吹奏楽で購入する場合

学校の部活でサックスを購入する時にはまず第一に、顧問の先生などの詳しい人にどんな楽器を買えばいいのかをアドバイスをもらっておきましょう。というのも、部活で使う楽器を購入するには注意が必要で、その学校によっていろいろな決まりがあるからです。

例えば、吹奏楽全体で楽器のメーカーを合わせるといった場合、他のメーカーの楽器を持ってきてしまったら、音の調和がとれなくなってしまいますよね。そんなわけで、メーカー指定になっていることもあるので、事前に相談してから楽器を購入しに行くといいでしょう。

いきなり購入してしまい、あとで部活では使えないと言われてしまったら返品することもできず、無駄な買い物ということになってしまいます。サックス自体は10万円以上する高いものだから、購入したのにもう1台買わなければならないとすると、出費としては大きいです。

素人の親には注意

学校で吹奏楽用の楽器を買うという時に、最も厄介なのが音楽に詳しくない親の存在。適当に楽器を買い与えればいいやと思ってしまいがち。

親が勝手に楽器を買ってきてしまい全くの見当はずれだったということも。小学生や中学生くらいでは親が勝手に買ってきてしまうこともあるかもしれませんが、親に吹奏楽の経験のない場合には失敗する危険性が高いです。

サックスを購入する場合、価格が高くなるので親が勝手に買ってくるようなことはせず相談しながら購入を決めましょう。

楽器店の店員に相談してみる

近所でサックスを購入する場合、近所の楽器店で購入するという人もいるかもしれません。その場合には店員に相談してみることも重要で、いきなり買わなくても、店員の様子をチェックし、楽器の知識を聞いてから購入しても良いでしょう。

学校の近所の場合には店員も事情をよくわかっていることも多く、その吹奏楽部のある学校に適した楽器を準備してくれることもあります。そんなわけで、ショップの店員とも仲良くしておきましょう。

中にはショップと学校のコネが強い学校もあるので、しっかり丁寧に説明してくれるショップもあります。学校で購入するといった場合には割引になるケースもあります。

親も一緒にサックス購入について来て、親も一緒に勉強してみるのもいいでしょう。

わからないのだったら相談する

吹奏楽などの集団で使う場合勝手にサックスを購入するの考えものです。ピンからキリまであるし、吹奏楽部の場合は全体の調和を考えなければならないので、学校にセルマーの100万以上もする楽器を持ってきて盗られても困るし、粗悪品で参加されても困るといったこともあります。

学校のほうからも説明があるかもしれませんが、いきなり楽器を準備することはせずアドバイスを聞きながらさまざまな人に相談し、同級生の様子もうかがいながら、落ち着いてサックスの選定を進めてください。

吹奏楽は、学校で子供が使うといっても、かなり高額なものを持ち込むことになるので失敗は許されません。

吹奏楽で使うという場合には、始める人は上級者ばかりではなく初心者の方もいるはず。そして親も勝手に買い与えないこと。無駄な買い物になるおそれもあります。親子そろって楽器の知識を身につけながら周りの様子をうかがいつつ、サックス選定を進める必要があること忘れないでください。

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