あれほど購入してマスターしたいと思っていたサックス。それが購入した途端にやる気がなくなってしまった。押し入れに遺棄しまったけどもう見たくもない。完全に挫折してしまったというより、挫折したことも黒歴史として抹消したい。
そんなふうに感じる方もいるでしょう。習い事を始めても続く人って、なかなかいないのが現実。仕方がありませんよね。ものになるまで続けられる人のほうが珍しい。それが楽器だったり習い事の世界なのです。
それでも購入してしまったサックスをどういうふうに扱えばいいのでしょうか。どうにかしてサックスを処分することは可能なのでしょうか。
楽器店で売却
最もポピュラーなサックス処分方法は楽器店で売却してしまうこと。直接楽器店にて査定してもらうことも可能です。家が遠いとか時間がなくて面倒くさいという人は、郵送で申し込むことができます。いらなくなったら売却してしまうというのも一つの手ではあるでしょう。
しかし、値段はそれほど期待しないでください。いくら価格の高いサックスだからといって、高値で売れることにはならないでしょうしっていうの後、店側はできるだけ安く仕入れたいから、できるだけ安い値段を提示してきます。
30万円で購入したサックスでも1万円位にも満たないことも。ゴミ処理だと思ってこっちからお金を払わなくてよかったと思うくらいしかありません。それくらい店側は買いたたいてくるのが通常です。
確かに、ネットでサック売却を申し込んで、郵送キッドが送られてくるっていうのは魅力的で手間もかからないように見えますよね。しかしこれには裏があって、安い価格を提示して、面倒だから価格は気に食わなくても、そのまま売却させてしまうというテクニックなのです。
返送するには逆に送料も取られます。面倒くさいからもういいやという気持ちになってしまいますよね。店も店で利益を上げるのが目的ですから、かなり安い値段を提示されてショックを受けるかもしれません。
ネットオークション
自分でサックスを売却したいと思ったら他人に任せてはいけません。自分で値段をつけましょう。しかし、一度自分の使ったもので中古扱いですから、安めの価格をつけなければ見向きもされないでしょう。それなら新品を買ったほうが得と思われてしまったら売れることは絶対にありません。
それでもオークションの場合のほうが、自分で価格設定ができるのでまだ便利というもの。それでもいつ売れるかどうかわかりませんから、写真をきれいに撮り、メンテナンスをし、すぐに発送できような準備くらいはしましょう。
売るのもしゃくだから
ゴミのような値段でサックスを売却するくらいなら知り合いに譲ってしまった方が得。という人もいるでしょう。二束三文で売るくらいなら譲ってしまった方がその人のためにもなる。気持ちもすっきりするといった方もいます。
しかし自分が諦めたものを他人が大事に使っているのを見ると、複雑な心境になってしまう面もあります。あれはもともと自分のものだったのに、あの人しっかり使っていて、何だか自分が悪いことしたみたいだ、という複雑な気持ちが湧き上がってくるかもしれません。
またやる気が出るかもしれない
挫折して押し入れの中にしまっておいたサックスだけど、またやる気が起きるかもしれない。それなら持っておいてもいいでしょう。サックスをケースに入れて大切にしまっておきましょう。
またやる気が出た時に再チャレンジすればいいだけ。せっかく大きな出費をして購入したサックスですから、大切にとっておいたって損することはないでしょう。またやる気が出るその日のために、眠らせておくことは悪いことだともいえません。
先のことまで考えて
サックスを購入してもうまくいかなくなってしまう人のほうがほとんど。それならば処分方法を考えておくことも悪いことではないでしょう。購入する前には、うまくいかなかったときのことまで考えると、迷いがなくなります。
入口だけでなく出口のことまで考えることも時には必要。先のことまで考えること。そしてうまくいかなかったときのことまで考えるのが、サックスを1楽しむための秘訣だといえるでしょう。
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