30万円もして購入したサックス。
なぜ、やる気がなくなってしまったのか自分でもわからない。

どうしてこんなに高級なものを購入したくせに諦めてしまうのでしょうか。サックスを諦めてしまった時に出てくる言い訳について確認してみましょう。

仕事が忙しい

もっともよく出てくる言い訳が「忙しい」サラリーマンの悪いクセです。仕事なんかやりたくないと思っているくせに、仕事が忙しいから何もできないというのです。無茶苦茶な言い訳かもしれませんが、初めからたいしてやる気がなかったということ。

このような人たちがたっぷりと時間を与えられたらサックスを練習すると思いますか。全くしません。時間が無限に与えられたって全くしないのです。案外、忙しいときのほうが、時間は受けて無理やりにでも時間を空けて練習しなければいけないという意識が働くので、忙しいときのほうが実は都合がいいです。

とにかく無理にでも最初のうちは練習をすること。時間を無理にでもあけることが必要。忙しいというのはいい訳ではなく、逆にやらなければいけないという理由なのです。

才能がなかった

最もな意見かもしれません。才能がある人だったら誰に言われるまでもなく一日中サックスをいじっていることでしょう。しかしこれくらいの才能のある人はまずいません。

1日中、サックスをいじってる人というのは才能があるかもしれませんが、はっきり言って異常です。才能がなかったというよりもやる気がなかったという理由が最もふさわしいでしょう。

こういうタイプには独学よりも強制力を用いるしかありません。独学でできるのはどちらかというと天才肌の人たちだけです。多くの人たちはそれほどのモチベーションもありません。

音楽教室を利用して、先生に教わらなければなかなかできないでしょう。他人の目があることによって練習をしなければ恥ずかしいという意識が働くものです。才能がないというのは言い訳になりません。というより、ほとんどの人は才能がないので、さまざまなシステムを利用するしか方法はないということです。

つまらなくなった

そのようなつまらないっていう意見だってよく聞かれます。しかしサックスがつまらないわけではありません。面白くなる前に辞めてしまったということ。サックスのような楽器はとにかく最初にはストレスがたまるものです。

慣れないことをやらされるのですから。頭が痛くなったり、なんとなく気分が悪いということって練習の初めには出てくるもの。サックスを購入してから毎日練習を行って約1カ月を経過したくらいでやっと慣れるくらい。

そこらへんまで我慢しなければいけないのですが、ストレスがかかりすぎてやめてしまうということ。言い方を変えれば練習開始1カ月くらいで、ストレスがかかりすぎて諦めやすいということがわかっていれば、最初の1カ月くらいは我慢しようという意識が働きます。

つまらないと言ってないである程度頑張って練習してみましょう。それからやっと面白さが分かってくるものです。つまらないと言っている人は、遊園地の入口まで来て引き返してしまった人のこと。最初は苦しいかもしれませんが、少し慣れると楽しくなってきますよ。

粘る

誰だって言い訳をしたくなる時があります。せっかく高いお金を支払って購入したサックス。諦めてしまったらもったいないですよね。やる気がないとか、つまらないといった抽象的な理由でやめるわけではありません。

冷静に考えてみれば何かが間違っています。特に練習開始直後はストレスが大きくかかりますので諦めやすい時間帯になるかもしれません。それがわかっているだけでも、諦めて、ろくでもない理由を並べ立てることのリスクが少なくなるでしょう。

面白くなる前にやめてしまったら意味がありません。楽しさがわかってくるまで少しぐらいは頑張ってみてくださいね。

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