「昔、楽器をやっていたけど諦めてしまった」
「昔のことがあったので、楽器にはしばらく触れていないけど、また何となくやりたくなってしまった」

このような人もいると思います。人間にはいろいろな人がいます。若い時に楽器をやっていたからといって、それでお金を稼げるような仕事になる人はほとんどいないでしょう。ごく一部の人たちだけです。

だからといって楽器に触れないほうがいい、というわけではありません。むしろ若い時に、楽器に触れたことがあるというのは貴重な機会。状況は完全に変わっています。諦めることはありません。昔、諦めたサックスを、また始めてみませんか。

楽器に嫌な思い出がある

楽器で嫌な思い出があるという方。表には出てきませんがたくさんいると思います。

例えば、親に強制的に習わされたこと。親が子供に楽器を習わせたいと言って、強制的にピアノをやらされた。塾の先生にもさんざん怒られて、嫌な思い出ばかりが残っている。もう二度と何かやるものか、と思ってしまったまま、大人になってしまった。

このような方々もいると思います。でも大丈夫。また楽器に触れてみたいと思ったら触れてみればいいのです。そして今度は自分の好きなものを選んでください。ピアノでなくたっていいのです。今度はサックスに挑戦してみませんか。大人になってからの習い事は、自分でやりたくなったからやるわけで、親に強制されてやるものではありません。

先生に指導されなくてもいいのです。自分のペースで、自分の好きな楽器を使って、思いっきり演奏すればいいのです。子供の時に嫌な思い出をしたのは仕方がないこと。昔と今では、完全に状況は変わっています。

部活で嫌なことがあった

サックスの経験のある人と言ったら、中学校や高校での部活。吹奏楽部などでサックスをやったことがある方もいるでしょう。しかし学校の部活というものは面倒なもので、人間関係というものがあります。

他人に馬鹿にされたり、逆にヤキモチを焼いてしまったり、他人の意見ばかり気にしすぎてしまった。自分の思った通りに集中して練習できなかったりと、嫌な思い出がある方もいるでしょう。それでサックスを始めたのはいいものの、結局、挫折してしまって、サックスなんか見たくもなくなった、ということも考えられます。

これはもったいない話です。もう部活や、窮屈な学校からは卒業しました。自分のペースで自分の思った通りにいて自分で組んで、練習しましょう。うかつでやったのと自分1人で練習するのでは、全く意味が違います。

他人に評価されるために楽器を弾くのはもうこりごりですよね。大人になってからサックスを手にするのは自分との勝負。誰にも来られないし、人間関係など関係ありません。

思い切って練習してみてください。学生時代の嫌な思い出から解放されると、学生時代に苦しんでいたのはいったい何だったの?かという気分にさえなるはずです。嫌な思い出がある人ならなおさらサックスに再び挑戦してみることもおすすめします。

楽器に憧れている

子供の時に音楽教室に通ってる子がいた。だけど親にねだっても塾に入れてもらえなかった。このように音楽に憧れというものがあるけれど、挑戦してみたいけど、きっかけがない。

それならばサックスに手を伸ばしてみましょう。子供の時にできなかったことを、と大人になってからチャレンジするのもいいでしょう。子供の時にやらなかったからといって、遅すぎるということにはなりません。いつから始めても遅くはありません。

子供を利用するのだけはやめる

子供の時に楽器に憧れていた人が、子供を産んで子供に強制させるケースがあります。これはよくありません。子供を音楽嫌いにさせてしまうだけです。そんなことするくらいなら、子供に強制させることなく自分がやればいいだけです。親の願望を子供をダシにして実現しないようにしましょう。間違いなく恨まれます。

いつから習っても遅くはない

子供の時に嫌な思い出が会った人でも、大人になってからまた挑戦してみませんか。子供の時とは環境が違っています。状況が違います。再度、挑戦してもいいし、楽器をやっていたけどサックスは初めてという人でも大丈夫。いつから習っても遅すぎることはありません。

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