サックスを上達させたいと思っている方。ただ演奏しているだけでは、うまくなりません。自分なりに練習法を編み出しましょう。ちまたで言われている面白い練習法というものがあります。さらに自分の腕をランクアップさせるためにも、練習を工夫してみてください。ここで紹介する練習法は自分を客観的に見ること。これが大事です。

壁の前で演奏する

壁の前で演奏する方法。大したことないじゃないかと思うかもしれません。しかし自分のサックスの音が反射して自分の耳に聞こえます。自分の音を聞きながら演奏することが大切です。自分の演奏を客観的に聴けるのでおすすめです。

演奏が他人にはどう聞こえているのかを認識するのは必要なことです。そのための第一歩として、壁の前で演奏して、自分の音を集中して聴くことは大切です。

録音して聞いてみる

サックスの演奏をICレコーダーに録音してみる方法もおすすめです自分の演奏が、ひとごとのように聞こえます。人によってはショックを受けるかもしれません。自分の演奏がこれほどひどいものなのか・・・と。

しかしこれは誰だってそうです。自分の声を録音して自分で聞いたら、間違いなく気分が悪くなります。それほど恥ずかしいものなのです。その恥ずかしい自分の演奏を他人に聴かせることになってしまうのです。こんなにみっともない話はないですよね。

自分の事を満足させられないくせに、他人に自分の演奏を聴かせるのも、筋の通らない話でしょう。録音して自分の演奏を聴きながら、修正を加えましょう。そうすることによって、自分の弱点や悪いくせが客観的に見えてきます。

素人に聞かせてみる

試しに素人に演奏を聴かせてしまう方法があります。親兄弟にも聞かせてあげましょう。これくらい身近な人を満足させられないようでは、人前で演奏することなどまず無理といってもいいでしょう。

このような場合には、意見が厳しければ厳しいほどいいです。そのほうが修正する部分もわかりやすいし、素人に指摘されるようではよっぽど悪いということです。この状態で、人前で演奏するというのは危険すぎます。というわけで客観的に、自分の欠点を自覚するためにも素人の意見というものはけっこう重要なのです。

鏡を見て演奏

鏡を見て演奏するという方法もあります。これは音ではなく、姿勢の問題です。なかなか自分の思ったような音が出ない。体が痛くなってしまう。この原因が姿勢にあることも考えられます。おかしな姿勢で演奏していないかどうか、背中が曲がっていないかどうか、自然な姿勢が取れているかどうかを確認するため、鏡を見ながら演奏するというのも大切な作業です。

そして自分の姿を見ていれば、自分の動きをひとごとのようにみられます。サックスを演奏する時には、独りよがりではいけません。必ず人前で演奏する機会があるはずです。その時のためにも、恥ずかしい動作をしたくないですよね。普段から、鏡を使い、客の立場で、サックスを吹いていれば、姿勢が悪くなったり、見栄えの悪い演奏をすることはなくなるでしょう。

独りよがりにならないように

アルトサックスのおもしろ練習法を確認してきました。上に紹介した練習の特徴は、客観的に自分の演奏を聴くことを見ることにあります。楽器の練習をしていると、独りよがりになってしまいがち。そうならないように他人の目線、客の目線の意識を持ちたいものです。

他人に馬鹿にされる前に自分に馬鹿にされたほうがいい

初めのうちは恥ずかしかったり、気持ちが悪くなるかもしれませんが、他人に馬鹿にされることはありません。馬鹿にされるまえに修正すること。これが練習の最も大きな目的です。それ以外でも自分なりの方法を編み出してみると楽しめるでしょう。

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