「サックスの練習をしているけど、なんだか練習をする気にならない・・・」
「毎日の練習がつまらなすぎて、もうやめてしまいたい・・・」

こんなふうに、くじけてしまう時もあるでしょう。楽器の練習は、思ったほど派手ではありません。むしろ毎日の単調な練習のせいで、飽き飽きしてしまうこともあるでしょう。そんな時に、どのように練習したらいいのでしょうか。

やることをはっきりさせる

人間というものは抽象的な理由では動くことはできません。ただ何となくサックスがうまくなりたい。こんなに漠然としたイメージでは、やる気というものは出ません。具体的に考えましょう。

例えば練習。具体的にどのようなことをすればいいのかを明確にしましょう。
「スケール練習を30分」
「来週までにはこのフレーズをできるようにする」

など、身につけたい技術を具体的に、具体的にいつまでに習得する、といった締め切りまで決めましょう。

どうなりたいかをはっきりさせる

アルトサックスを始めたのはいいものの、やる気が起こらない。このような時に自問自答することが必要です。有名なサックスプレーヤーになりたいと思うのはまだ抽象的に過ぎます。いったい自分がどうしてサックスをやっているのか、どうしてこんなお金にもならない楽器を手にしているのか。考えることが重要です。

少なくとも他人にやらされているとか。仕方なくやっているというのはやめにしましょう。自問自答して出る答えは人それぞれです。明確な答えというものはありません。

サックスをやる理由など、どれだけ真面目に考えたってまともな答えはないでしょう。それもそうです。楽器をするのに意味などないのですから。このような意味がないものどうして手にしてしまったのか。それは興味があるからとか、自分の願望や本能であるとか、このような理由に突き当たります。

これさえわかればいいのです。そしてやっていれば楽しくなってくる。他人の評価とか、関係ないじゃないか、と思えるようになります。このように自問自答した結果、楽しめればいいじゃないか、というくらいまで達観すれば、そのあとの練習も楽しくなるものです。

他人の演奏を見に行く

独学でサックスを身につけようとしても、それだけじゃ面白くありません。楽器というもの楽しむものですから、どうにかして楽しみたいものです。それなら有名なサックスプレーヤーの演奏を見に行くのもおすすめです。

有名なサックスプレーヤーは、間違いなく努力しています。そのような人たちの姿を見れば、やる気が出てくるのは当然です。

そして毎日単調な練習を繰り返していれば、間違いなく煮詰まってきます。むしろちゃんと練習している証拠だったりします。だから、演奏やライブを見たりすることで、たまには息抜きして、サックスがこんなに楽しいものなんだよということを改めて実感する必要があります。また次の日からの練習も、意欲を持って行うことができるでしょう。

音楽教室というペースメーカー

音楽教室に通うというのも手です。先生の目があるので、どうしても真面目に練習しなければいけない、という気持ちが働きます。やる気を出すというよりも、無理やりお尻を叩かれて意欲を出すのは消極的な方法かもしれません。

それでも頑張れるというのも正直な気持ちでしょう。音楽教室なら、サックスプレーヤーである先生と話をすることもできて、気分転換にもいいでしょう。一人で悩んでいるよりも、理解をしてくれる人ができるといいですね。

だれでもやる気が出なくなるときはある

誰だってやる気が出なくなってしまうときはあります。誰にだってあるので、自分1人だけが苦しんでいると思わないでくださいね。やる気がなくなったときはいつもと違うことをするのがおすすめ。苦しむためにサックスをするのではありません。楽しむためにするのです。このような当たり前のことを確認するためにも、サックスを演奏している人をみたり、自問自答して悩むことも時には必要なのです。

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